映画『秘密』新TRAILER、劇場配布チラシのキャラクター写真公開
王様のブランチもほぼこの内容で、ちょこっと制作風景が加わったくらいだったみたいですね。
さすがにもう、原作を忠実にまんま映像化したような映画を求める気持ちには決着がつきましたので、こういうツッコミを入れるのもどうかとは思うのですが…清水先生も出来映えを喜んでおられるようなコメントを最新のメロディで発表されていましたしね…。
なので今日の記事は、別に映画を批判するわけじゃなく、原作との違いを一応面白がりながら書いております(^^;
まずはTRAILERの方。
こちらはだいぶ詳細を見せてくれました。けれども予告編というのはぶつ切りのカットを時系列もバラバラに編集しこれから見る人の興味を引くようにつなげられているようなので、なかなかこれを元に映画の流れを推測、というのは難しい。ただ、今までよりはストーリーが見えてきたような気もしました。
では、映画版のキャラ設定なども踏まえた上でちょっと引っかかったことなどを書かせて下さい。
順番は思い出した順です(引用したセリフは私の頼りない記憶に依存しているのでちょっと違うかも)。
●特殊脳内捜査チーム「第九」
チームです。…それで雪子さんが結構レギュラー的に出ているんですかね?捜査員と監察医とMRIの技術者とか全部ひっくるめて「チーム」…?
●「これが…脳の力!」
いや、脳っていうかMRIの技術力…?な気もするけれど…確かにこんな装置でこんな画像初めて目の前にしたら、圧倒されますよねぇ。
●高いとこから落ちてくる「誰か」
下で驚いているのは所轄刑事役の大森南朋さんです。最初ここは貝沼の催眠によって次々少年が自殺を図っていくシーンで、そこに居合わせた大森さんというシチュエーション…もしくはそのシーンを例のたくましい想像力で疑似体験している薪さんの妄想かと思ったんですが、落ちてくる人のアップを静止して見てみるとどうも少年ぽくない…薪さんでもない。…誰?(笑)っていうかどういう状況?
●連鎖する事件
絹子と貝沼、繋がってる…?(どこでどう…?まさか先輩後輩ってわけじゃあ…←無いです)1巻と2巻が繋がって、絹子も貝沼の催眠だか洗脳であぁなっちゃったという感じなんでしょうか…原作では貝沼、女の子には興味無いと思うけれど(^^;;あ、言っても詮無いことでしたね;;;;
●「あなたは秘密を保持できない」
貝沼がそんなことを言う映像を見て「貝沼…Σ(・□・;)」となる薪さん。秘密を保持って…貝沼の呪い=秘密のカミングアウト?(笑)国家機密級のあれこれや僕の秘密の危機…!?(それは意地でも止めなきゃですよ、薪さん!)
●青木の「薪さんに何があったんですか」
映画の青木は薪さんに憧れつつも反発している、という設定のようなんですけど、彼が雪子さんに薪さんに何があったのか教えて欲しいと言うシーンが出てきます。これって、薪さんの過去=鈴木さんを殺してしまった経緯を知ることでわだかまりをなくしていく…みたいなストーリーなんですかね?あくまで青薪だけに絞るならば…(安直?)
でもって。鈴木さんを撃ち殺してしまったという薪さん最大の苦悩は、原作では岡部さんに対しては初対面で自ら言っちゃってるわけで、しかもそれ、新聞記事にもなった第九の危機なので皆それなりには知っている前提…それが、もしかすると隠蔽されてた(第九というプロジェクトチーム存続のため?)ということですかね?雪子さんしか知らない?
●青木の「やめろ!!」
MRI装置につながった青木が叫ぶところなんですが、一体何を見てのセリフなのか。絹子が家族殺すところ?関係を持った少年を殺すところ?それとも平井少年を(道の真ん中っぽいところで立っている少年の背後から車が突っ込んできている風の写真があったのでこの部分は採用されているようです。ただしはねられる前に負傷している?)…なところ?…でも、鈴木さんの脳を見て、なのかもしれず…ええ、わからないんですけどね(笑)←わかってないのにつっこんじゃダメ?
●「露口の脳を見て絹子の死体を探すんだ」
バイ薪さん。青木に命じております(にしても2人、近いよ(笑))。くどいようですが原作では露口の脳を冤罪の可能性を探るため(ただし死刑執行後だから冤罪だったとしてもそれは覆せない)青木がMRI見るわけです。そういう経緯により、たまたま絹子が真犯人である事実にぶち当たっちゃったところ、絹子発見がタイムリーに、という流れ…ここも変わるんだ。
それも、お父さんが遺した「秘密」が隠れているかもしれない日記を遂に読むことができず、一冊を残して燃やしちゃった青木が他人である露口の脳(彼も絹子の「父」であるわけですが、その秘密)を見ることになる、そうして娘に対する秘めた感情や隠された過去を知ることになっていく、そこに青木の魅力、ひいては「秘密」という作品の魅力を深める要素がある!と思うのですが、こっち側から絹子探しに動いている…(MRIの前に真犯人絹子説が出た?)。
●薪さんに張りそうな不幸キャラ青木…
こちらはこの予告編というよりTwitter発表のキャラ設定の方によるんですが…。既に家族を殺されているとかお父さんを介護しているとか(これも6巻の話と混じった?と思いきや痴呆の父を、というより病気のお父さんの、になるんですかね?ちらっと人工呼吸器っぽいのつけたお父さんが映っていたので)…映画の方に青木スマイルが出てこないのはこういう背景によりそうです。苦悩を抱える者同士、最初は分かり合えないもののいずれ薪さんとの間には相互理解が…的な?
薪さんが貝沼とのつながりがわかった、みたいに言うところで倒れて負傷してたの、そういえば青木ですよね?違う?大丈夫か青木…?
●やっぱり大森さん演じる所轄刑事眞鍋さんのせいで(いや、わかんないけど)薪さんの背景と同化しそうな岡部さん…
岡部さん、今回予告映像と一緒に公開されたキャラの写真にも出てこない(笑)←やっちゃん落選…謎の精神科医すら出ているというのに
まぁ今井さんは諦めましたが、岡部さん、どうかもうちょい存在感出てますように…(祈)
●松坂くん演じる鈴木さんの髪の毛(・・;)
いつも何となくウエットにセットした感じ、しません?そんなこと気にすんな?いえ、でも私の大事な王子様(原作)なので(^_^;)もうちょいふわっとラフにして欲しかった…あと、真っ黒な髪が青木っぽくて…薪さんほど茶髪でなくてもいいけど、気障で若干チャラそうでもよかったかもしれませんよ…?;;;;
●謎の精神科医
………リリーさぁぁん…(^^;;
ところで。
同時公開された登場人物のキメ顔が整然と配置された劇場チラシ用の写真。
あれ?薪さんは?となった方も多いのでは…。
そう、各種メディア掲載の写真もこれで、斗真くんがいない。
その秘密は実は、PCで公式サイトを見ると謎が解けました。PC版はトップ画面が凝っていて若干豪華です。
結論から言うと、薪さん、実はこの中央のマスにいらっしゃるんですよ。しかも、キャラそれぞれに謎めいた(?)ワンフレーズが添えられてた。この仕掛け、ちょっとタブレット派やスマホ派にはやらしいなぁ〜と思っちゃったのですが…いずれちゃんと一般に公開して欲しいなぁ、すごく意味深にとれるものもあるので面白いんだけどなぁ…と思いきや。なぜか今日みようとしたら、見れないんです(・・;)タブレットで見てもPCで見ても同じ…薪さんいないバージョン。あれ???あの仕掛け、なくしちゃった?それとも何か別のルートで見たのかな私…わからん;;;;
一応公式サイトをPCで見ると?と大友監督のTwitterでも書かれていたので間違いないとは思うんですが、どなたか潜入に成功したら教えてください(笑)
(ここから訂正)
薪さんは「秘密を暴くことは哀しい」、雪子さんが「本当は好きになってしまった」、眞鍋さんは「俺はやりたくなかった」、リリーさんが「俺には秘密はない」鈴木さんは「本当は死にたくなかった」……忘れていた青木は(笑)「本当は真実を知りたい」でした。
追記:たきぎさんが青木のとこのフレーズ教えて下さいましたwありがとうございます!さすが捜査官(≧∇≦)そして各キャラクターの正確なフレーズはフライヤーの写真をアップしてくださっているブロガーさんがいらっしゃいましたので(Nさんありがとうございます!さすがKさんですね〜…)、訂正させていただきました。あ、貝沼とか書いてないけど…まぁいいか(^^;;
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