GARDEN CITY LIFE~annex~

お越しいただきありがとうございます。当ブログは清水玲子先生の『秘密』のレビュー(時にネタバレ)と二次創作(こちらは一部BL要素含)のざっくり二部構成になっております。記事は単純に日付順に表示されておりますので、お読み頂く際はサイドバーや記事一覧などでカテゴリーをご確認またはセレクト頂けますと安心、安全です<(_ _*)>

メロディ2月号『秘密』を読んで~薪さん編 

いきなりですが、ここで訂正を…。私先日のレヴューでかつての首相、宮沢さんをDAIGOのおじい様と書いたんですが間違いです(笑)…いや、笑いごとちゃうか。すみませんでした。お詫びして訂正いたします。DAIGOのおじいさまは竹下さんです。今や1割に迫りつつある消費税導入したの、この方ですもんね。失礼いたしました。気付いて年末ぎりぎりで消したんですが、結構そのまま載せててお恥ずかしい…というか、迷惑(笑)。他にも読み返してみるとおかしいところやもうちょっと書こうかな、というところが多々あってかなり細かいんですが修正したり書き加えました。もうちょっと落ち着いて書けるようにせなあかんな…(・・;)。



今日は慣れないことはせずにいつもの感じで主要人物ごとに感想(?)などを書いてみました。

まずは、薪さんについて、ただ個人的に感じたことです。偏ってます。イラッ、とか、ムカッ、とかなったらすみません(;>_<;)



このスピンオフシリーズ2作目がはじまってからの薪さんにずっと思ってるんですが、鈴木さん編(←違う)も含め、本編12巻分の薪さんに比べたら、このところすごくアクティブ&お茶目。でもきっと、これは本来の薪さんはこれくらい自由な人なんだろうな、と思う。今までが抑圧されてたというか、こうじゃなきゃ、っていろいろ対外的に取り繕ったり我慢してたんでしょうね。まあまだ青木に対しては構えてるけど、岡部さんとの関係なんかはもう、長年つるんできたダチ、って感じ(笑)。上司と部下はもう、軽く飛び越えた関係っぽい。今の雰囲気、本気で岡部さん羨ましいです。

そして薪さん、意外にたてる作戦は古典的…(いや、まあさすがの薪さんも今回は咄嗟に近かった、ってことか)。おまけに出し抜かれ方がいっそ清々しい(笑)。綺麗にやられちゃう薪さん。過去編で澤村さんに鈴木さん拉致られた頃はまだ若かったし相手実父だしそんなもんか、という感じがありました。あれから年を経て、相手にするものが個人じゃなくなったチメンザールがらみの一件で青木の姉夫妻を殺害された時も敵が壮大すぎてもうしゃあない、むしろそれまで狙われてるのに気づいててそれに一人立ち向かってた薪さんかっこよすぎる、って思ったもんですが、それからの、タジク。確かにバックには何かでかいものがある可能性もありますが、一応ユリアの時とかは個人プレーなわけで。そして、今回の爆弾スイッチへの誘導も…見事にやられた。大統領の車から降り立った時はあんなにさせるか!って決めてたのに

薪さん…、手紙(青木)対策に相当お疲れ?( ;∀;)それとも外野の私たちの視線がプレッシャーに…?

青木にはボッとするな、タジク相手に余計なこと考えてると命を落とすぞ、って言いつつ、あれよあれよでそんな状況にご自分がはまられてる薪さん。そりゃあ涙も浮かびますよね。悔しいやら自分が腹立たしいやらで。

普通に人間くさい。なんて言うか、孤高の天才、凡人は気付かないところにまで目が行く完璧とも言える見立て、転んでも絶対ただじゃ起きないはず、っていうイメージが多少崩れました。…いや、薪さんが堕ちた、とかやないんです。むしろ、安心した。ちゃんと仕事と私情は振り分けてたつもりなんでしょうが、実際には自分の感情に振り回され、冷静な判断を欠くとか、この人にもそんな面があるんやなあって。で、青木のこと、どれだけ想ってるんですか!?って(笑)。連載開始から一体何回心で「青木!」って叫んでたっけ、薪さん…。

まあそれはさておき。薪さんがEND GAMEで辞表を出しながらも警察に残ったのは、いつまでも第九が捜査員の命(や私生活)を犠牲にしなければ成り立たない組織であってはいけない、そんな時代はもう過去のものにしたい、だからそのために組織を変えられる立場に就きたい、そんな願いがあったからだと記憶してるんですが(大体そうでしたよね、確か←読み返して確認する気なし)、あれから第九が全国展開したとはいえ、今回の薪さんや青木を見てると、なんか状況はさほど変わってないんやな、と思う。当たり前か。薪さんまだ帰国してさほど経ってないし。やっぱ、組織の体質みたいなのを変えるとなると簡単ではないんでしょうが、何よりそんな願いを口にしてた薪さんがまず、危険度半端ない任務について一機関のトップやのにひとり身体はってSPばりのことしたら…今はそれどころやないでしょうが青木だって多分、ええ!?ってなるよな(^^; 薪さーん、今後組織を変革する上で示しがつきませんよ?何言っても説得力薄れますよ?そのうち第九からの殉職者は当たり前っぽく流されちゃいますよ?(・・;)

客観的に見れば、確かにタジクは第九が追っていた事件の容疑者ですが事が一国の大統領や外相の暗殺とか、食事会でのテロの可能性まで出てきた時点で、もうこれ、警察の付属機関的な一組織だけで対応するような案件じゃないんじゃないですか薪さん?ここまでくれば国の威信に関わるし、いろいろ黙ってない所があるんじゃないですかね。それなのに、大統領の警護は薪さん一人。沙羅につくのも青木一人。科警研所長の、第九の権限って一体…。いや、それよりそんなことまでしてここで失敗したら、今度こそ世論も長官とかも一切味方してくれませんよね普通に考えれば…。おまえの身勝手につきあってやったのにこのざまか、責任どうすんだ、ってなりますよね。

それだけに、爆弾がフェイクで不発だろうが本物ドッカーンだろうが最後のタジクのあの表情、その先は絶対何か良くないことが、薪さんに不利なことが起きるはず。加えて薪さんのモノローグ、判断を誤ることはなかった、ってことは何かしらミスったんですよね、それで事態が悪い方へ、ということなんですよね、要は…。一人で全責任を負っている今の状況で、もし何かあれば薪さんもう、後がないのでは…、と思うと、やりきれません。だって薪さんまだ道半ば。今までの幾多の苦悩が、報われなさすぎる。

因みに今回の爆弾、年末から年明けまで本物の方に傾いて、あの距離で爆発なら巻き添えくうのでは、ってひたすら暗くなってましたが、反対にフェイクなら、タジクの賭けてみますか?に乗ったわけでもないのに、大統領の命とか職責とか一瞬で放棄して青木の姿見てスイッチから手を離しちゃった薪さん。つまり自分にとって一番大事なもの、守りたいもの、譲れないものが何か、タジクに晒してしまった…弱味を見せちゃったってことですよね。それが、判断ミス?…って言えなくもないかな?(うわ、全然自信ないや…)

そして、今沙羅が行動を起こしているとすればそこにいるのは青木だ、青木が危ない、ってなった時の薪さん。

その青木はかつて雪子さんに、私の事は安全な場所に置いておくために手離すのに、剛くんはいいの?って問われて、薪さんは違う、あの人は一緒に戦ってくれる人だ、って言ってましたが。この戦ってくれるって、その前に「どう戦えばいいか導いて」がついていそうです。つまり、青木は認識がまず受け身。どんな時も薪さんは青木の動機になる。精神的支柱で、そこから離れる、という状況が想像できない。だから近寄るな発言であれだけのダメージなわけで、もう、寄りかかりすぎてて一人じゃ戦えない、戦う意味が見えない状態に近いと思う。

でも薪さんはちょっと違う。少なくとも青木のことを一緒に戦ってくれる相手とは思ってない。自分のために相手を求めてない。……と、今まではそう思ってました。何て言うか、薪さんが青木に求め、願ってるのは青木がずっと青木らしくいること、まっすぐな生き方、人生が自分や第九に翻弄され、狂わされないこと、のように思えたんですよね。だから自分からは距離を取らせ、手紙の一件では返事云々の前に、自分に関わるということはそんな未来を、そこに関わる人達の人生ごと常に危険と隣り合わせの不安定な自分に預けるということなんだぞ、いいのかそれで、今のお前にそんなことができるのか?どれだけ本気なのか自覚できてるのか?って確認してたようにも見えた。

けど。けど今回、タジクの罠にはまって得体の知れないスイッチ押しちゃった薪さん、心の中で「青木!」って…これ、「青木、やっちゃったすまない」なの?いや、なんか私には、「助けて青木!」(←これなみたろうさんもおっしゃってましたが)に聞こえた(^^; まさかまさか薪さん、薪さんにとっても青木は一緒に戦ってくれる相手、なんですか…?窮地で出た本音はそれ?相棒?運命共同体みたいなのを求めてるんですか?…よくわからん…でも自分の身に及ぶかもしれない危険やその行動いかんでは払わないといけない犠牲がきっと誰より頭じゃわかってるのに、突き動かされるように勝手に身体が動いてその人の元に駆け寄ってしまうなんて、ちょっと泣ける。余程の思いがなきゃ、そうはならないですもん。その気持ちの正体が何か詮索するなんて、野暮なことすんなよ、って自分で自分に言いそうなんですが…(* ̄∇ ̄*)、もうそれって恋する乙女的なアレしかないような(この期に及んでアレって何やねん)////

ちょっと暴走してしまいそうなんで、とりあえずここで置いときます。新年早々ですが、頭冷やします。おやすみなさい(←その前に頭冷やせ)。
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Comment

Name - eriemama  

Title - Re: No title

> 鍵コメKさま

> わたしはほんとうに単純に、薪さんは青木くんをこの任務の相棒と思っていて一蓮托生みたいな感じで行動していたから、ヤバイと思った時にまず相棒のことを考えてしまったのかな、くらいに思ってました。

むしろそうなんじゃないかとは私もいつも(未だに)ちらっと考えます。でもどうしても今のような読み方になってしまう今日この頃です(^^;;清水先生の中じゃ極めて単純な関係なのかもしれないのに(^_^;)…深読みが楽しいんです(笑)

> 刺された姿を見たときに思わず手を放しちゃったのは、たしかに判断ミスっていわれたらそうなんでしょうが、一度鈴木さんを失っているのでいろいろフラッシュバックしてテンパっちゃったのかもしれませんね、ガラにもなく。

そうですね、ガラにもなく…ハイ、このガラじゃないのにテンパる薪さんにキャーキャーしてました。…ホントすみません…。
2015.09.23 Wed 22:57
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Title - 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015.09.23 Wed 15:26
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Name - eriemama  

Title - Re: タイトルなし

>Misaさん

> 今回の事件てそもそも薪さんが持ってきた案件ですよね
> 最初に死体(脳)ありきの第九なのに
> 脳を掘り起こしちゃった薪さん

そうですね。なんか今回はスピンオフにふさわしく
いろいろイレギュラーですよね。

> 所長の身になって逆に自由に動くというお茶目さ?
> やっぱ普通じゃない!(←誉めてますよ)

ほんとにこんな人がいたら大変ですよ、警察(笑)。

> 心の中の「青木!」
> 助けて青木、それイイですよね~
> 私は単純に青木に爆破が及ぶ事を心配してーって思ってました
> 自分の方が確実に危険なのに
> 薪さんたらっ(>_<)

その方が安定の薪さん、それまでの流れとも自然に繋がりますね(^^;
いつもの薪さんならMisaさんの言う通りかも(・・;)。私の希望が入りすぎた
読み方してるもんですみません(笑)。薪さんもこれくらい可愛いげがある方が
いいのになあ、みたいな(笑)。

読んでいただいてありがとうございました💦
2015.01.04 Sun 11:47
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Name - Misa  

Title - 

今回の事件てそもそも薪さんが持ってきた案件ですよね
最初に死体(脳)ありきの第九なのに
脳を掘り起こしちゃった薪さん
所長の身になって逆に自由に動くというお茶目さ?
やっぱ普通じゃない!(←誉めてますよ)


心の中の「青木!」
助けて青木、それイイですよね~

私は単純に青木に爆破が及ぶ事を心配してーって思ってました
自分の方が確実に危険なのに
薪さんたらっ(>_<)
2015.01.04 Sun 11:07
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