GARDEN CITY LIFE~annex~

お越しいただきありがとうございます。当ブログは清水玲子先生の『秘密』のレビュー(時にネタバレ)と二次創作(こちらは一部BL要素含)のざっくり二部構成になっております。記事は単純に日付順に表示されておりますので、お読み頂く際はサイドバーや記事一覧などでカテゴリーをご確認またはセレクト頂けますと安心、安全です<(_ _*)>

『秘密』本編の青木について思うことなど 

いつも覗いて下さる方、たまたま読んでくださってる方もありがとうございます。

独り言で終わらないうちは、頑張れます(多分…←気弱)。



今日は子供たちは旦那任せで、朝から家のことやら実家の手伝いやら色々忙しくて座る暇もなく、足が痛いです…でも多分これ、今日立ちっぱなしだったからじゃなく、昨日結構な距離歩いたせいだと思われ…複雑(やっぱ寄る年波には勝てないのか…だるさも一晩では解消されず)

祭りの日の定番はおでんや蟹なんかなんですが、うちは父が蟹苦手で、かわりに昔からエビフライをしてました。久々にエビ30尾ほど下ごしらえから(めんどくさっ)全部担当しました。あとはだし巻き玉子やら肉巻き寿司とかおいなり(いなり寿司)とかおでんとか鯖のお寿司も!(…どんなけ寿司好きやねん)

甥っ子の誕生日だったのでおばあちゃん、奮発した模様です。夜は子供たち皆、提灯の灯っただんじり頑張って引っ張ってました。(当たり前ですが子供の力のひとつやふたつじゃ動くわけないんですが、ちびっ子たちが本気で自分が引っ張らないと動かないぜ、みたいに必死でうーん、うーんって両手で綱持って引っ張る姿がかわいかった…)我が家では多分、娘たち明日も曳きます。



さて。本題です(今までのが本題では?って長さでスミマセン。しかもご飯の話ばっかや)。



しばらくは連載再開後にも絡んでくる、『秘密』のメインキャラの皆さんについて書いてみようかな、と思っております…いえ、今まで私はこの人はこうだと思います、って私なりの捉え方というか、印象をはっきり書いてないので、結局どう思ってんねん、とか突っ込まれそうだし(心で)、私も今後感想とか書きやすいな、なんて思って。一応、話題それまくっても『秘密』メインのブログのはずだし(←一番の不安

なにせいきなり本編終了後の第2シーズン(?)第2話から感想書いてますから私。どれだけ中途半端やねん…せめて第1話から書こうよ、ですよね、まず。



で、まずは青木についてです(←これまでの流れー!)。



前にも書きましたが、私、最初は青木に感情移入して読み始めた人でして。
だって、2巻くらいまでは青木が主人公っぽくないですか?え?薪さんとダブル主演?…すみません、気がつかなくて…
まあ、とにかく2巻までは割と青木の感情とか葛藤が分かりやすくて、こんな私でも入り込みやすくて、何度かウルウルっとしたりしてました。

1巻はまあ普通に「青木…楽しいやつだ…」くらいで読んでましたが、2巻です。具体的には青木がお父さんを亡くして、お葬式で「まさかお父さんの脳取り出して見たりしないよね?」って言われるとことか、そこでそんなことするわけないって否定しつつも、お父さんが本当は自分の仕事を良く思ってなかったんじゃないかって不安になって、でももうその本心はお父さんの脳でも見ない限り永遠にわからないんだって気づいちゃう(?)あたりや、そのお父さんの生前の日記をお母さんに託されたけど一冊を残して燃やしちゃうあたりなんか。あとは最後の、ZIPの見ていた平井少年の画を見ながらの、青木のモノローグ、「本当にこんなに世界が美しいのなら、本当にこんなに世界が愛にあふれているのなら…」ってとこは号泣でした。今思い返しても泣ける

なんでこの巻の青木に私がこんなに思い入れがあるかと言うと、ちょっとだけだけど、自分の経験とだぶるところがあって、多分すごく青木目線でこの巻を読んだからだと思うんです。2巻に限っては、薪さんがあまり気にならなかった(うっわー、言っちゃったよ)。

私も数年前に父を亡くしておりまして…。亡くなる前は約6年、ある事情で会話ができなくなって、コミュニケーションをとることが工夫すればできるけど結構お互いに大変になった父を、母と毎日24時間、365日実家で介護してました。結婚前から結婚後、出産後も長女が年少になるまで。その時やその後抱えてきたいろんな感情や考えが、ぶわっと吹き出して、しばらく3巻に手が出せないくらいこの巻は重かったです(そしてこの巻で見事はまりました、『秘密』に。だから私がほんとにはまったきっかけって薪さんの孤高な美しさとか気高さとかそんなんじゃなく苦悩する青木だった、という…)。

死んでしまった人の本音や見ていた世界は、現在の私たちにはもうどうしたって知ることができないわけですが、もし脳を見られたら…。やっぱりちょっと怖い。青木にとってお父さんの日記を見るのって、脳を見ることと一緒で。青木母も、なんで息子が他人の脳見るのには抵抗があるのに、日記託しちゃうかなー。矛盾してる(青木には酷すぎるでしょ)。もちろん『秘密』の世界でも脳を見られるのは特殊な亡くなり方や犯罪に巻き込まれた、あるいは関わった人たちの脳だけですが、見ることができるなら多少なりとも知ることができる、でも知らない方がいい秘密もある、知った方が幸せなのか、知らない方が幸せなのか、そして秘密を暴くことは罪じゃないのか、などなど、いろいろと考えさせられるお話で、同時にこの巻を通して葛藤し、自分なりに答えを出そうとしていく青木を見ていて、1巻とは随分彼の印象が変わりました。

ただの楽しいやつじゃなかった(いや、そういうことじゃ…)。若いけど、むしろ悩んでるし。辛い思いもしてるし。そして青木、あんたまだ未熟かもしれないけど、純粋でいいやつだね、って思いなおしました(でも相変わらず薪さんがなんか青木に惹かれてるっぽいのは何故?何が決め手?って感じはあり)。

そんなことがあり、次に青木の印象が変わって今へと続く、4巻です。この辺から「え、これ、薪さんが主人公なのか?」ってうろたえ始めた巻です…4巻も本編(?)の方では相変わらず青木のいざってときの無謀なまでの潔さ、健在です。大切に思う人のためならなおさら。そして、罪を憎んで人を憎まず、みたいなところも。

そしてここから青木、雪子さんとややこしくうさんくさい(←言いすぎ)関係になっていくんですが、あれだけ犯罪の加害者、被害者の心情に寄り添って細かい人の心の機微に触れてきたはずの青木にしては、雪子さんやら自分やら薪さん(も?)の恋愛感情に関しては、鈍っ!っていうのが正直な印象でした。いろいろ、気付かなさすぎ。考えなさすぎ。想像しなさすぎでは?

そしてとどめが特別篇。寝ているときに「秘密」を口にしてしまいそうで、それに怯えるものすごーく追いつめられてる感じの薪さんを前に、「薪さん、それじゃまるで泉鏡花の『外科室』ですよ」(←うろ覚え)って一瞬笑っちゃう青木。。。「おいコラッ!」でした(青木ファンの皆様ごめんなさい)。この2人の温度差。青木のわかってなさ。知らないって罪だ…、とさえ思っちゃいましたもん、私。そりゃ薪さんも心の中で絶叫したくなるよ、みたいな

この辺から私の中で青木はつっこみの対象へと変わっていってます(重ね重ね、青木ファンの皆様ごめんなさい)。愛情は…ないわけじゃないです。むしろそんな青木は愛すべき存在というか。まっすぐで正義感強くて恋愛も完璧な王子様じゃ面白くないですもん。…いえ、すみません、そうじゃないから好きなんです。不器用だから。面倒くさいところがあるから。融通が利かないから。

それから、どんどん薪さんとの関係がもどかしく、なんなんだ、となってくるこれ以降の巻の青木の印象についてはまた後日書かせていただこうかと思います。いまさらですが(早く岡部さんあたりたどりつきたい…)。

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