GARDEN CITY LIFE~annex~

お越しいただきありがとうございます。当ブログは清水玲子先生の『秘密』のレビュー(時にネタバレ)と二次創作(こちらは一部BL要素含)のざっくり二部構成になっております。記事は単純に日付順に表示されておりますので、お読み頂く際はサイドバーや記事一覧などでカテゴリーをご確認またはセレクト頂けますと安心、安全です<(_ _*)>

薪さんの秘密 

引き続きネタバレを含んでおります。ご注意ください。

連載読了してずーっとああ良かった薪さんが認めたよ青木、手紙も読んでたよ、って盛り上がりつつ、お互いの思いを確認し合う二人、まで一瞬妄想が先走ってしまったのですが、冷静になってくると色々悶々としてしまうことが出てきて、あれ?あれあれ?な感じです、今…。もう、嬉しいんだか寂しいんだか悲しいんだかわからない感じ…。

今回の話は薪さんの秘密の、ご本人による暴露というか…やっぱあの告白がメインですよね?あれ?違います?豚が食べちゃったよ、という話?(⌒-⌒; )

少なくともご本人が好きだ、って(多分)おっしゃったので、今まで私がグダグダ言っていた薪さん自覚ないんじゃないの?自分で青木への気持ち認めてないでしょ?説や、人として大切に思っていて恋愛より高尚な肉欲なしの人間愛がそこにはあるのだ、といったどっかで聞いたような薪さん聖人説的主張はすっきりバッサリ否定されてしまい、でもそれはいっそはっきりしてくれて嬉しいんです。もう迷うこともないし(笑)。

けど。告白直前の「なぜ気づかない」

これって…?なぜ、ということはつまり薪さんの本心は逆、気づいて欲しい、ということだと取れ…気づいてもらったとして、それでその時どーするんだ?そこからどう展開していくんですか薪さん?というのがまったくもって、謎。そもそも薪さん、青木と再会果たしてからしつこいくらい帰れ、とか自分と自分の持ち場のことだけ考えてろ、とか、もう僕の部下でいるのはよせ、とか、近づくな、とか連発で突き離してたじゃないですか。手紙だってごめん多忙すぎて時間無いわ、ここで聞くから言ってみ、的意地悪(?)発言(しかもギャラリーいっぱいの中まるで羞恥プレイ)。そんなだから伝わり辛いわけで。これじゃまるで好きな子にどう接したらいいのか自分の気持ち持て余して、でもとりあえず気を引きたいから意地悪とか嫌がらせとか仕掛けちゃう小学生男子のノリだよ!って思わなくもなかったんです…(めっちゃ失礼)。

まさか恋人関係になりたいとか、伴侶になりたい、とかは思わない…いえそう簡単には思えないと思うんですが…だって薪さんが仕事辞めたり今のポジション捨てるとは思えないし、青木も仕事は続けていきたいだろうし舞ちゃんやお母さんもいるし、住まいは九州と東京で、同じ第九関係者、直属ではないものの上司と部下、年齢差、ともに男などなど複雑な事情が横たわり過ぎている…。だとしたらその…公にせず想いを交わし合いセフレさんだかデリヘルさんだかではなく青木とそういう関係になりたい…ということでしょうか?…薪さん、、、(゚o゚;; 薪さんがそんなこと考えてるなんて(っていうかちょっとずつ知っていきたい、って言ってたプライベートであんなことしてたなんて💧)あの堅物青木には想像もつかないよ!はっきり言わない限り伝わんないよ!(笑)…それ以前に青木の中の薪さんがどういうイメージなのかまず薪さんわかっていないと思われます(-。-; や、違うか。わかってるから違う、僕はそうじゃない、って本当の自分を知って欲しいのかな?


こっから(ここまでもですが)どうもまだまとめきれてない感じが濃厚に漂っているんですが、まとめる自信がないのでそのまま書きます。

薪さんの発言や態度は難易度が高く読み違えてご機嫌損ねると大変だから、第九で共に働いてきた部下青木には薪さんの言動を深読みする傾向があるのでは、と思うのです。つまり現象をまんまでは受け止めない。必ず裏なり別の意味なりがあるんじゃ、ってたとえそのまんまが正解だとしても他にあるはずの正解を求めてグルグル考えちゃうのでは…(まるで私みたいだ)。だから医務室で抱きつかれたって、え?薪さん俺のこと?とは思わない(笑)受け取り手がこうだと、伝わり辛いものが余計にストレートには伝わらないんじゃないかと…。いつぞやも青木、薪さんのセリフはまるで禅問答だ、とか言ってたけどあれずっと思ってた本心だと思う(笑)。言葉が足りないんですよあなた、っていうのが意外と青木の本心だったり(笑)。でも、だいぶそれにも慣れて、手紙の件については薪さんの真意をかなり的確に読んでたんじゃないかなーと思うのです。まぁ時間はかかったようだけど。とは言え、前述のような態度示されてわかれって方が無理!12巻の空港でのお別れシーンにしても、「急がなくていい、待ってるから」ってそもそも難易度高すぎる…。え?どういう意味ですか?待ってるって何を?どこで?俺はどうすれば?これってあの時と同じセリフですよね?なんで今?ってまるで謎かけだったんじゃないでしょうか青木(そしてとりあえず薪さんのお近くに参るには出世せねば!待っててくれてるみたいだし!ってノーマルに考えたと思われます)。考えてみればあの時もその直前にはお前結婚しろだの子供を持てだの僕には家庭を持つのは無理だがお前たち捜査員のために僕が家庭と仕事を安心して両立できる体制を作るから、みたいな、青木、こっち向いて!とはかけ離れた会話を交わしておられる薪さん…二重人格?←コラーッ!

ツンデレ…そうツンデレと言えばそれまでなんだけど…ツンとデレあまりにも対極すぎて…裏が想像できません…。



それに加え。今回は寝てただけの王子、青木。青木がそもそも、人類皆兄弟、の世界を脱したのか否かもいまいちつかみきれないところでして。孤独に慣れたフリしてるだけの薪さんを放っておけない、つらい過去があったって人はまた幸せになれるしそうやって生きていってもいいんですよ?だからこっちに来て、俺の傍で家族として生きていってみませんか?…という敬愛する薪さんにも誰かに大切にされている実感を持って生きていってほしい、この人のために帰る場所を作ってあげたい、的な優しさなら、愛は愛かもしれないけど種類が薪さんのそれとはちょっと違うわけですもんね…。

手紙を書いて送った青木、そしてそれを受け取ってしっかり読んで、けれどもそのまま手元に置いておくのではなく返した薪さん(これって、バカ、読んでるに決まってるだろ。僕からは以上だ。…みたいな感じ?←だからどやねーん!?)。お互いを想う気持ちは確かなのだけど、それこそ雪子さんが憎らしいほどお互いを想いあってる、って言ったのは確かだと思うのだけど、2人の間にある微妙なズレ。それを感じてしまうとどうしても、読後すぐにはおお!あの薪さんがついに告白!これでやっと2人は両想い!?って舞い上がった気持ちがフワフワと舞い降りてきたといいますか、慎重になったと言いますか…。そんな単純ではないよな、そうそううまく運ばないよな、といつものようにネガティブ解釈すみません、出たよまたしょーこりもなくこいつは、って思われても仕方ないんですが、薪さんもこのズレが伝わらなさの原因のひとつってことはわかっておられる気がして、それがある限りこの自分の気持ちはすっとぼけたまま隠しちゃう可能性もあるよな、で、そんな薪さんの前で青木は戸惑い続け、ずっと薪さんの本当の気持ちの周りをうろつきながらも結局気づけない…なんてこと…ないと、いいですよね(-。-;

昨日の今日で一気に盛り下げてすみませんでした……。

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