GARDEN CITY LIFE~annex~

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END GAMEと連載を読み返して青木や薪さんについて考えたあれこれ 

…今回サブタイトルはごめんなさいにゃんたろーさん、です(;´Д`)

皆さんご存知だと思うのですが、つい先日からねこじゃらしにゃんたろーさんがブログ内でEND GAMEのレヴューを書かれております。圧巻で感動が甦ります。で、今日はそれにインスパイアされて書いた記事です(インスパイアって言うとザ ネクスト日立、が…スミマセン、意味不明ですよね)。あ、なみたろうさんもどうですか?(←そんなフリまで真似るな)

週明けあたりから懐かしの本編、駆け足に読み返しました。9~11巻(ついでにメロディ4月号もちらっと読み返しました)…重いなぁ、やっぱ(ーー;)いつもは薪さんしか見えておりませんが、今回はなるべく青木目線で読んでみました。でもやはり私には理解不能なところもありまして、青木…あんたはコ〇ン星出身か(;´Д`)、って時々そんな風につっこんでしまいました(ヒルナンデスのお料理コーナーでゆうこりん出てるのを何回か見ていたら懐かしくなった影響です)。

とはいえ青木、またこのところ見直してて好きなんです。青木について喋り出すといつも長くなるし(笑)。このところの連載では随分言いたい放題にきつくあたってましたが、青木のすごさを感じるところも多々ありました。…彼氏にはしたくないけど(いい人過ぎて多分私は一緒にいるとしんどい)。

4月号の表紙の舞ちゃんと青木のツーショット、あれも何気に感動的でした。連載のレヴューで薪さんと青木が身を置いているところの差が…、とか書きましたが、青木と薪さんの別の意味での違いもすごく出ていた気がします。

あの、なんの翳りもない舞ちゃんの笑顔。舞ちゃんが屈託なく育って青木をとても慕ってる感じや2人の親密な雰囲気がひとコマだけで伝わる絵。薪さんとのことを除けば、青木本編終了以降幸せな時間が続いてきたんやな、ということに改めてちょっと胸を打たれました(薪さんに送ってた舞ちゃんとのツーショット写真でも感じましたが)。

ハイ、別にどこからも青木が不幸になった、とかいうタレコミはなかったんですけどね、あの舞ちゃんの笑顔は、青木自身も心から幸せでなきゃ出てこないものだよなぁ、という気がしまして…青木がちょっとでも過去を引きずったり、過去にとらわれていたり…成長するにつれきっとお姉さん夫婦に似てきているだろう舞ちゃんの寝顔なんかを見つつ、「舞…(すまない…)(T ^ T)」なんて自責の念に駆られるっていう状態が続いていたとしたら、たとえ舞ちゃんに接するときには笑顔で優しいパパを演じていたとしても、あの雰囲気にはならないよな、と思ったんです。子供って親の心を映す鏡みたいなところがありますから…。

冷静に考えてみればあの青木が自分を偽れるはずないだろうしそんな風に舞ちゃんに接する人ではないとは思うのですが…なんて言うか、前を向いてる。葛藤や苦悩だって、自分を責める気持ちだってあっただろうし、お姉さん夫婦の代わりに間近で舞ちゃんの成長を見ていて、END GAMEの最中、10巻で「すまない。すまない、姉さん、義兄さん。舞、おまえの母を、父を、倖せを。おまえの世界の総てを(←多分、奪ってしまって、ってことでしょう)」って涙していた時のような気持ちになったこともきっとあっただろうと思うのですが、ずっとそんな悲しみの中にいるのではなくて、そこから踏み出して、不幸なことはあったけれど、それを許容して強さに変える力を持っているのが青木なんだと思います。薪さんにはあの4月号の青木たちの上に配置されていたイラストのようにいつもどこか翳りや憂いがあるように思われ、それがあの人独特のミステリアスな雰囲気になっているのだと思うのですが、青木にはいい意味でそういうのがない。

一度前に進んだら、もうむやみに振り返ったりはしない。それは薄情なのではなくて、失った人たちへの愛情があるからこそ、そのために自分がどう生きていけばいいか、青木なりに報いようとする気持ちがそうさせるのだと思います。それが青木の生き方だと思う。薪さんも強いけど、青木のように過去を清算して生きていくタイプではない気がします。この過去との向き合い方の差。薪さんて、ずっと過去に縛られている感じがします。連載の最初はなんかこの人随分はっちゃけて…もう吹っ切れたんかな?決別した?とも思ったんですが、手紙のことやらサイレント告白やら…やっぱりそういうことしちゃう裏には、引きずっている過去の影響があると思うんですよね。告白後病院を去る際のあの清々しいほどの力強い表情なんかも、青木のそれとは性質の違う薪さんならではの強さによるものだと思うのです…。なんだろう、抱えた苦悩を力に変えて自分を奮い立たせているような、薪さんの強さっていつもどこか痛々しさがある。その裏に隠された弱さや脆さを感じる。それが薪さんに時々感じる危うさで、ひょっとすると実は青木の方が、ずっと薪さんより強くて揺るぎない精神を持っているのかもしれません(かいかぶりすぎ?)。

今まで薪さんの身に起きた様々な不幸…たくさんの失われた命。それこそ、青木が人が死ぬのはあなたのせいではない、って言ってたように、薪さん一人に責任があるわけではないと思うのですよね…貝沼がああなったのだって最初、何でこの人そんなに責任感じちゃってるの?美しさは罪なんか?(←美しさ関係ない…?)って思ったくらいで…。全部自分でしょっちゃうとこありません?少しは青木みたく右から左へ受け流す(え?ムーディー違う?)テクも学んだ方がいい気がします。。。

そりゃ薪さんが背負っているものは常人はまず背負うことがないような犠牲とか不幸なので(^_^;)、青木と一緒にしちゃいけないのかもしれませんが、こういうのはその数ではなく本人の受け止め方の問題なので…一概に薪さんのほうが状況的に、心理的に負担が大きいとかそういうことは言えないと思います…。むしろ青木も同質の痛みを経験し、傷も負っている。そして強くなったと思う。相変わらず、薪さんは青木が大事で大事で仕方なくて、ぐっと色々な感情呑み込んででも守らなきゃいけない、と必死な様子ですが、きっとそれゆえに馴れ合いを嫌うようなのとは違うところで、ある程度の距離は必要だ、って思っているんだと思うのです。だから一生懸命遠ざけようとしていたのだと。けど、青木…いつも薪さんが作っている壁に気圧されて何も言えない青木ですが、この辺でそろそろ、いつまでもあなたに守ってもらわなきゃいけない私じゃないワ!くらい言ったていいんやないの?と思いました。

確かに薪さんからすれば依然自分の在りようのせいで大切な人が傷つけられるかもしれない、自分への直接的な攻撃ならまだしも、その矛先が向きを変え形を変え彼(彼ら)に向くかもしれない、なんていうのはとても辛いし怖い…絶対に避けたいことには違いないんでしょうし、その可能性や不安はきっと薪さんが生き方を変えて、警察をやめない限りなくなることはないのだろうと思います。でも、青木はそんな薪さんの自己犠牲に守られてはいたくないと思うんですよね。薪さんが鈴木さんの犠牲によって守られて、でも決してそれは薪さんが望むことではなかったように。このままでは、お互いに後悔しか残らないような気もします。

それにもしこれから青木がかつての鈴木さんと同じような状況になったとしても、青木はそう簡単に自分の命を投げ出したりはしないと思う。前にもちらっと書きましたが、青木と鈴木さんじゃ、同じ岐路に立っても、選択する道は違うと思うんです。青木が薪さんに銃口を向けられながらも過去と同じことが繰り返されるのを止めようとまっすぐ薪さんに駆け寄った、あの12巻でとった行動は、捨て身のようでいて、ちょっと違った気がします。もっと前向きというか。あれは、薪さんだって鈴木さんと同じ末路を青木には望んでないのがわかっていたからできた賭けで、無謀ではないと思えるんですよね。後に青木は死んでもいいとか舞ちゃんに会えなくなるかもって思った、って言ってるけど、本気じゃ思ってなかったんじゃないかなぁって(^^;;意地でも薪さんも自分も生き延びるつもりで、未来を手放すつもりなんてなかったんじゃないでしょうか。だからもっと安心して、薪さんには青木の手をとって欲しい、と思います。



<あの手紙について>

10巻で滝沢が薪さんの孤独と警察における存在の特殊性を鈴木さんの決断と絡ませつつ珍しくシリアスにあんまり厭味を混ぜずに青木に披露しておりましたが、それを受けて薪さんが自分でしゃべらない個人的なことを他の誰からも聞きたくない、と言っていた青木。それが、薪さんが日本を離れ、職場で顔を合わせることもなくなって、アメリカで再会を果たし…あの手紙です。この辺の心境の変化。話す気がないのなら、知らなくてもいい、だったのが、少しずつでもいいから知りたい、となっていった気持ちの変化って、何なのか。それが自覚できないんだとしたら、男としてどうなの青木(笑)。手紙に知りたいと書いたのは、仕事に関わる秘密ではなく、警察官としての薪さんの事情でもなく、本当に私的な、薪さんを作る様々な要素で。それは滝沢が語った薪さんについて、に比べれば些末なことかもしれませんが、あえてそれを知りたいと書いた、伝えた。滝沢の話が本当で、鈴木さんも薪さんのそんな孤独を思い遣っていたのなら、そして自分がその孤独から薪さんを救えるとしたら、やっぱりあの人が望んでいる家族になるしかない。家族は互いを深く理解しあうものだから…とかいう発想から書いたのがあの手紙なんだろう…と私には思えまして、残念なやつだ(-_-;)って思っておりましたが、そうなのかな…。それだけなのかな?もっと別の、自分の中に息づいている特別な思いに気づいての手紙だったらいいんだけどなぁ…けど返されちゃったよなぁ(;_;)

でもってちょっと脱線ですがあの滝沢暴露話の時青木、滝沢への苛立ちから感情が昂ぶって、「あなたはまるで薪さんを…薪さんに…」って言いかけてるんですけど、そこで言い淀んで終わっちゃうの(;^ω^)。うん、うん、薪さんを…?いいよいいよ薪さんを何?気付いた?気付いたんか?ってなったものの一転。回れ右して「失礼します」ときた。えぇっ!?そこでやめるんか諦めるんか!?その疑問めっちゃ大事そうやけど置き去り!?って開いた口がふさがらなかった私…。直前まで何かを待つような、試すような目で青木を伺っていた滝沢もこれには少なからず失望した…いや、失笑したんでは(^_^;)。7巻で(少女救出作戦から)帰ってから伝えることにした、って言いつつ帰って来てから医務室で薪さんにハグされたら頭真っ白になったのかそのまま放置し続けていた時の青木を見るようなこの残念さ…青木、やっぱりあんたコ〇ン星…(←もういい…)

手紙を返した薪さんの真意…。連載読んだ後色んな方の意見や感想を拝見してきて、それは自分が望んでいるのは家族じゃない、そんなものを求めてお前を見ていたんじゃない、なのか、ほら、お前がこんなことを望むから、またお前は傷ついた。もうこんな気持ちは忘れろ、ちゃんと受け取ったから、それだけで十分だ、なのか。もっと求めたい、か愛するが故の拒絶か、きっとこのどちらかだと思うのですが…。どっちなのかな。それとももっと別の…?



<「青木に殺されたい…」>

人様の書かれていたことに横から口挟むみたいでアレなんですが、いやまさに挟んでてごめんなさいなんですが(-。-;)はい、いい加減にしときます…。これで終わります。END GAMEで追い詰められた薪さんの「青木に殺されたい…」ってやつ。初めて読んだときは衝撃的でした。あのまっすぐな魂を持つ男に、って、薪さんにはそう見えるのか…(あ、ここ違う?いえ、私も否定はしませんよ?ということを言いたかっただけなんですが)あなただってそうでしょ、って気がするけど(笑)、青木のそういうとこが眩しくて大好きなんですね(笑)。

多分もう思ってないと思うけど…いや、どうかな。最終的にろくな死に方はしない、ってよく言ってるように思う薪さんですが、他の誰かに殺されたりするくらいなら、程度には思っているんでしょうか。それとも今も強くそれを願っていたり…?青木に殺されて鈴木さんのところへ行くの?それってひどくないですか?(^^;;

昔読んだ好きな作家さんの作品の中で、ものすごく愛しているから自分が望むことはその人に食べられて血となり肉となることだ、骨だけになるまでしゃぶり尽されたい、みたいな表現が出てきて、当時はナニそれー狂ってるよー…って思ったものですが…。けど、殺されるくらいに愛されたい、というのはつまるところ究極の愛の姿なのかな、とこの頃多少は…まぁそんな経験はないのでわかる~、まさにそうだよね~、なんてことは言えないけど以前よりは理解できなくもないかなぁと思います…ってそれ理解してるのか(笑)。清水先生の思い描く究極の愛、っていうのはそういうことなのかな、って感じた、っていうだけなのですが。清水作品の多くの根底にあるテーマなのかもしれません。



そんなことをあれやこれやともう4日くらい考えてて書こうとしていたんですが、ぼーっとしすぎていて夜起きていられなくて(薬飲むと不可抗力で意識が飛んじゃう…)、先延ばしにしたはいいけどまとめきれませんでした。結局…手紙のこともあるし、スピンオフとはいえ、本編とは別に薪さんや青木の内面によりスポットを当てたお話しの進め方をされているとはいえ、やっぱり今の連載も本編の流れの続き…全く別の、オマケ的な創作物(派生物)ではない筈!と私は思ってますがどうでしょうか(笑)



明日は当初来月行く予定だったUSJに家族で行くことになりました。今月中だと次女無料だし私の誕生日割引がきくので(笑)←セコい

連休だしいい天気であったかいみたいだし混むの間違いないでしょう…もう春休みだしなぁ。若い子が多そう…。とりあえず大きい音と人ごみと眩しい陽の光が苦手なので(^_^;)片頭痛の薬持って楽しんできます。

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