GARDEN CITY LIFE~annex~

お越しいただきありがとうございます。当ブログは清水玲子先生の『秘密』のレビュー(時にネタバレ)と二次創作(こちらは一部BL要素含)のざっくり二部構成になっております。記事は単純に日付順に表示されておりますので、お読み頂く際はサイドバーや記事一覧などでカテゴリーをご確認またはセレクト頂けますと安心、安全です<(_ _*)>

メロディ2015年12月号『秘密ー可視光線ーACT.2』を読んで③※しつこいくらいネタバレです 

前半は予約投稿ということで(^^;)、とりあえずストックもここまでです。早く書ききってあちこち読ませていただきたい~。のに、ちょっと色々急に忙しくなってしまった…勘違いする私も悪いんですが、せっかく予定必死で空けたのに( ノД`)

続きですー。
お嬢様と桜木さんが出て行った第九、ですが。
例の写真と共に証拠品(?)として彼女が置いていったものの中に、薪さんが妙なものを見つけます。
「岡部、さっきの写真と一緒に置いてあるこの剪定バサミは何だ」
「あ――それも証拠品です!写真と一緒に郵便受けに突っ込んであったって!由花里さんが!」
ちょっと離れた自分の席から動かずにそう応じる岡部さんのこのフランクさ…。二人きりなのはわかるんですが、もうすっかり長年連れ添った夫婦か友達ですよこれ(笑)。やっちゃん&つよちゃんですよ…(イイね!←嘘ーン)
「それにも血糊みたいなのついてますが写真と同じ染料でしょう」
結果的に(って岡部さん、どんな結果なんですか?そこんとこよろしくお願いしますよw)桜木さんがちゃんとついて守るでしょうからよかったですね、と岡部さん。いや、あのおっちゃんは監視カメラやら警備会社頼みで自分がついては守らんでしょう…そんな感じでしたよ?けど、まぁお母さんがいますからね、病床の。そうそうつきっきりでもいられないよね。←今更フォローしてみる
「さっきの桜木さんの顔!薪さんに由花里さんとられちゃうんじゃないかってもうまっ青でしたからね――」
岡部さん岡部さん、面白がってる場合ちゃうよ?いや面白いけど!後ろで!薪さんトリップしてるよ!ちゃんと見とかないとまた青木に噛みつかれちゃうよ!
(剪定バサミ)
(血糊)
(凶器に剪定バサミ)
青木がついさっき胸中で独白していたように、薪さんの頭の中ではパズルが高速で組み立てられようとしているようです。こういうバラバラの点と点がつながってひとつの絵が見えてくる、そういう作業に没頭し出すと、あっという間にトリップしちゃいますよね、薪さんって…。そういう危なっかしさは、相変わらずですね。

――何
――何か気になる記事?

甦るのはひとつの新聞記事の記憶。見出しには『凶器に剪定バサミ』の文字と、その横に『福岡 資産家一家殺害』の文字。さらには凶器になったのと同じタイプの剪定バサミの写真も掲載されています。
そして、その記事を多分また(1巻の頃こんなでしたよね)外で、芝生か何かの上で寝転んで眺めていると思われる薪さんを覗き込む、長身の人影。
『薪』
逆光で判然としないその人物の顔が近づき、手に持った新聞を取り上げます――
『おいもうすぐ術科はじまるぞ、急げ!薪!』
キャー!!会いたかった鈴木さん!!かっこいい!!アップだ!!(´;ω;`)ウゥゥ
…すみません、また取り乱してしまった…。でもでも。薪さんもコスプレしてるけど、と、いうことはですよ?実は鈴木さんも警大の制服でおソロ!なのです!←え?どうでもいい?制服でしょ、って?…ええ…まぁ_| ̄|○

ハッと目を見開き我に返った薪さんが、証拠品の剪定バサミを落とす音がガチャンと響きます。
「?薪さん!?」
オオウ( ノД`)岡部さん…久しぶりに(←多分)この人はっきり鈴木さん思い出しちゃったよ…どーしましょうこの先もっと思い出すよね?ううう嬉しい思い出してええんよ薪さん…。
口を覆って(お嬢様のうつった?)倒れ込みそうな薪さんをマッハで駆けつけ支える岡部さん…(ワープ?)。
「あれ…違う…」
「え!?」
「違う…!!さっきの写真…!!ストーカー!!由花里さんじゃない」
興奮のあまり若干カタコトになる薪さん…。
「え!?」
「狙いは…犯人の狙いは由花里さんじゃなく…桜木さん…桜木さんの方だ……」
えらいこっちゃ!です。でも私にもなんか、わかりましたよ?だいたいのあらましは…いや…勘違いの可能性は否めませんが…。


さて。多分その日の夜?黒谷邸には防犯カメラの画像を確認する桜木さんの姿がありました。カメラには郵便受けの前で立ち止まり、バッグから何かを取り出してそこに入れる女性の姿が映っていました。でも画像が不鮮明なので持ち帰って徹底的に調べます、と約束する桜木さん。
「ご安心ください!!すぐに犯人はつきとめますから!」
と、自信満々にお嬢様を振り返る桜木さんが、この後の顛末を知ってから読んでいるものだから痛々しいというか何というか。
「ああよかった!!よかったわねぇ由花里!もう安心よ!やっぱり彼氏が警察官だとこういう時安心感が違うわねぇ?由花里」
とお嬢様のお母様(^^;)。どうかなぁ?薪さんは簡単に安心しちゃダメだって言ってましたけど?
桜木さんによれば画像に映っていた女は身長160~165、年齢35~45…って年齢の区分がハッキリしない画なのに結構限定的ですね(笑)
どうやら一日だけでなく複数の日に映っていた模様の容疑者だと思われる女。彼女はいつも黒いリボンの白いワンピースを着ていました。
「もう、この長いストレートヘアとワンピースだけでどんなスクランブル交差点でもお前を探し出せるぞ。見ていろ…必ず、必ずつかまえてやるからな…!」
桜木っちったら…(-_-;)確かに薪さんとかなら見つけ出せるかもね、そんな雑踏の中でも。でも普通はどうだろうな、似ている人多いし。で、白と黒の服ってのもちょっと気になる…(意識してますよね)。そしてこういうステレオタイプを植え付けられている時点で犯人の術中なのだけど、気付いてないですよねー、桜木さん…。これがあの、銃声の響く夜の悲劇につながっちゃうわけですね…。


この連載、過去と現在を行ったり来たりで忙しいのですが、今度は2049年の警察大学校です!!来ましたよコスプレその3!!警大制服姿の薪さん!だけでもわーいなのに鈴木さんがもれなくついてくるという贅沢さ!私の「このツーショットが見たい!2015」ナンバーワンのツーショットがリアルに!(笑)

「いいか鈴木」
トン、と薪さんの細い指が1枚の写真を示します。
「これが2035年に久留米の一家惨殺で使われた剪定バサミ。同型のものだ」
その手は次に、別の剪定バサミの写真を示します。
「そしてこれが2045年約10年後の資産家殺害に使われた剪定バサミ」
写真を見比べるべく立ったまま薪さんが座っている机に手をついてそれを覗き込む鈴木さんと、じっと見上げる薪さん…は左の頬に怪我?手当てをした跡があります…。
「どう思う?」
こんなに薪さんが素直に意見を仰ぐなんてやっぱ鈴木さんだけのような気がする…うーんでも、よく見てると意見を仰いでいるんじゃなくて自分の考えを肯定して欲しいだけかな?(笑)で、協力させたい、と(笑)←巻き込んで悪かった、はもうよくなったんですね、友達になったから(;^ω^)
「…も…模倣犯とか…?」
ちょっとしどろもどろに目をそらしつつ応える鈴木さんがカワイイ!で、ムキになって自分の方に鈴木さんを取り込もうとする薪さんもっとカワイイ(笑)
「可能性の問題だ鈴木!いいか2件とも同じ九州福岡県内で発生し2件とも凶器としては珍しい剪定バサミを使用している。1件目の久留米市の犯人は確定し服役しているがこの関口被告は未だに獄中から無罪を訴え続けている――これらの事から考えられる可能性として」
「あっいい、なんか凄くヤバそう。ヤメテ聞きたくない」
片手で薪さんを制してその場を去ろうとする鈴木さんですが、「何でだ!」と薪さんは食い下がります。
「ほんの少しでも冤罪の可能性がある場合再捜査することは司法として…」
薪さん、プンプン(笑)。でもその口は鈴木さんの片手で(笑)ぼふっとふさがれちゃいます。「しーっ」と指を立てて後ろを気にする鈴木さん。
「わかった、もうやめろって…」
…こうやって何度も折れてきたのね、鈴木さん…(^^;)。と、その時。
「薪。鈴木」
部屋の外から届いた声に薪さんの口をふさいだままわー!と鈴木さんが大声を上げて振り向きます。
「桜木!」
髪が少しばかり多いけど今と顔つきはそんなに変わらない(笑)桜木さん。ほんとにこの二人と同期だったのか…(←ここ疑うのおかしい)。
「次術科は道場に変更になった。急げ」
「あっああわかった!ありがとう!」
知らせてくれたことに礼を言う鈴木さんの手を放しながら、ぽかんと口を開けて桜木さんを見つめる薪さんのあどけないこと…。雛みたいw
…術科の授業で、桜木さんは柔道負けなしだったようです。
その後しぶしぶ術科の授業の準備に赴いたものの、それまでの冤罪の可能性の話を引きずっていた薪さんは着替えずなおも鈴木さんに突っかかっていました。
――何で事件のことを普通に話せないんだ。何そんなに皆桜木さんに遠慮しているんだよ
――早く着替えろ、遅れるぞ
――鈴木!!
言い募る薪さんを、着替える手は休めずに厳しい目で見返した鈴木さんは知ってるだろ、と続けます。じゃじゃ馬姫薪さんの相手は大変だね(笑)
桜木さんは先にあった久留米の方の一家惨殺事件の当事者でした。当時、彼は10歳。額の傷はその時犯人につけられたものです。そして、その目撃証言が決め手になり有罪判決が庭師の関口に下ります。つまりその関口に下った判決は冤罪だと薪さんが言うということは、桜木さんの証言が嘘だった、ということになります。10歳の少年だった桜木さんは犯人をちゃんと見ていなかったのだ、と糾弾することになると…鈴木さんはそれを薪さんに知らしめますが、薪さんには薪さんの言い分があります。鈴木さんは面識があり今は同期として警大に籍を置く桜木さんサイドにいるようですが、薪さんは冤罪によって真実を封じられ今苦しんでいるかもしれない関口受刑者サイドにいました。
早く着替えろ、と道着を被せられた薪さんは週刊誌(しかも効果的に角の方むけて)を投げつけて応酬(笑)
――…なっ…
――うるさいっ。お前こそ知ってるのか!有罪判決を受けた関口の家族がどうなったか
投げつけた週刊誌を、薪さんは開いて見せます。
残された関口受刑者の妻子は地方を転々としたものの事件から10年後に車で練炭を使い、無理心中を図っていました。二人いた子供のうち一番上の長男だけが逃げ出し助かったものの、奥さんと娘さんは死亡。助かった長男は薪さんたちより5つ年下でした。桜木さんは、と薪さんが言葉を継ぎます。
――桜木さんは風呂場での様子を見ていると眼鏡を外すとほとんど人の区別がついていない
…薪さんやっぱり。この頃から桜木さんの目がほとんど見えていない、ってことには気付いていたんですね。で、ですよ?ここまでシリアスに進んできて申し訳ないです、「風呂場での様子を見ていると」な薪さんをきっとその他大勢の警大の皆さんが熱い視線を送りつつ見ていたと思うのは私だけですか(笑)しかもきっと、「薪…何で桜木?」って思われていそう(笑)あ、あと道着を着ている途中で薪さんにそれを遮られた鈴木さんの数コマの姿がバスローブ姿にしか見えないのも私だけですか(笑)
――10歳の時、彼は眼鏡をかけていたのか?いつから視力が悪くなったのか?唯一の物証である『剪定バサミ』の持ち主である庭師の関口が犯人に違いないと初めから先入観はなかったのか?10歳の桜木さんにそう捜査員が思い込ませたりする事は本当になかったのか?
話しながら、週刊誌に載る亡くなった受刑者の妻子の写真を痛ましそうに見つめる薪さん…
――本当に、本当にこの家族は妻は子供は、死ななくてはならなかったのか?
犯罪に巻き込まれ、罪もないのに家族を奪われる、壊される。そういうことに、ひょっとすると薪さんは敏感なのかもしれませんね…普通の正義感からのものとはまたちょっと違う思い入れ方をしたとしても、辿って来た人生を思えば仕方がないのかもしれません。で、それを察することができる鈴木さん。
週刊誌の上で握りしめられている薪さんの手に、そっと手を添えます。そしてもう一方の手は、薪さんの顔の傷の方へ…。
――このキズ。前の術科の時に桜木さんにやられただろ。理由はわからんがあの人はただでさえおまえを目のカタキにしてんだ
そう言うと、切なげな目で薪さんを見下ろす鈴木さん…。なんと…なんと美しい。薪さんがいなければ『秘密』一の男前はあなただと思うよ…(^_^;)
――たのむから、あんまり敵を増やすな
ズキューン!!(≧◇≦)←すんません…もう何も言わずスルーでお願いします
お願いときた!たのむから、だって!なんなのその優しさ!慈しむ感じ!
ああもう…鈴薪祭りは終わったというのに…まさかの原作版鈴薪祭りに(←祭りではない)遭遇できるとは人生何が起きるかわからんものです…。
頬に添えられた手を振り払うこともなく、見下ろす鈴木さんをまっすぐに見つめ返し顔を上げる薪さんのこの瞳!無垢!!(´艸`*)
こんな上目遣いで見られちゃあ、もうイチコロでしょ鈴木さん!そんな生活10年以上もして、この後いくら雪子さんとつきあってたって言っても既にここで真っ黒だったとしか思えん…(;´Д`)ダメ?
このシーン、あのいつかの澤村邸での「俺が君の役に立つなら」なキワキワタイム(なんじゃそれは)を思い出します。あの時はサワムーが邪魔に入ったけど今回は…今回はこの後どうなったのォオオオオオ!?……って。描かれてないし!!先生!!妄想ももう限界です!!(T_T)1センチ四方のコマでもいいから潜ませていただきたかった(笑)←何をさせるつもりやねん…(;・∀・)


「では最後!!桜木!薪!」
呼ばれて返事をした二人が道場の中央に進み出ます。
「礼!」
一礼する二人の外野ではその体重差は40?50?とか早くも桜木さんの勝利間違いなしの声や、薪弱かないけど軽いからなァ、などという遠慮のない声と共にまたあの顔にキズつくっちゃうんじゃ、なんていう薪さん(の顔)を心配する声まで(笑)
心配そうな鈴木さんが見守る中、顔を上げた薪さんはじっと桜木さんを見据えます。真剣な目で。…目、据わってるよ(;゚Д゚)
(桜木さん)
(あなた本当に『見た』んですか犯人の『顔』を)
(犯人は関口で間違いはないんですか)
「はじめ!」
取り組みの最中、さっきの鈴木さんと薪さんのやりとりを聞いていたのか桜木さんの脳裏にはかつての事情聴取の際のものと思われる記憶が蘇っていました。
事情を聴く捜査員にまだ10歳であることに不安を持たれ、証言に信憑性があるのか疑われていたこと、そして、そもそもちゃんと「見えて」いなかったのでは?という疑惑。
――見えていないんじゃないか
それはひときわ桜木さんの中で大きく、重く響き彼を追いつめた言葉だったのかもしれません。
そして、番号札をもってずらりと並ぶ容疑者の写真の中から、幼い桜木さんは3番の人です、と関口を選びました。再三本当に?確かに?と問われても、切りつけられる前にちゃんと顔を見ました、と言って。見ました、この人です、この顔です。ちゃんと見ました、と――その証言が関口とその家族の運命を決めました。



…終わらなかったのでまた今度…今度っていつだろう。とりあえずどうでもよくならないうちに頑張ります。



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Comment

Name - eriemama  

Title - Re: 待ってましたよ!eriemamaさん!

> eriemamaさんもメロメロメロウにやられてる!!!
> (ハンコックのメロメロの実わかります??)

わかりますよwそうか私、やられてるのか(笑)

> でもそうか……桜木部長の件も、鈴木と成し遂げられなかったことのひとつなんですね……。切ない……。

ですね〜。萌えどころが多すぎてしんみりはしませんでしたが、きっとそう!だと思う。大賛成です!!
鈴木さんとは、他にもいろいろ「途中」が残ってる。私はだから、あえて今回のラスト、青木に託したのだと思ったんです。
ハッ!なみたろうさんの「?」はスルーしておいてつい書いてしまったΣ(・□・;)なみたろうさん、これが私の
なぜ青木なのか?ですよ!(笑)←ゴメンなさいゆけさん(-。-;

> あ、私も後ろから本の角で殴られて脳しんとう起こすかと思ったことあります〜〜〜////←どこにシンパシーを感じて喜ぶのか……

Σ(゚д゚lll)…ゆけさんは前から思っていたんですが実は男の子ですか?(笑)
いいなぁなんか楽しそう(笑)でも怪我しない程度にほどほどに!w
2015.10.29 Thu 17:04
Edit | Reply |  

Name - ゆけ  

Title - 待ってましたよ!eriemamaさん!

eriemamaさんもメロメロメロウにやられてる!!!
(ハンコックのメロメロの実わかります??)
急げ!薪!
いただきますっ!!がぶっ

んね〜〜〜、家宝ですね家宝…( ; _A )
まさか、こんな日が来るなんて…。
でもそうか……桜木部長の件も、鈴木と成し遂げられなかったことのひとつなんですね……。切ない……。
そういう意味では桜木部長あっての!今回の鈴木!
桜木部長、ありがとう〜〜〜!←こらー!

薪さんに手を焼く風の鈴木が素敵男子すぎる!!
あ、私も後ろから本の角で殴られて脳しんとう起こすかと思ったことあります〜〜〜////←どこにシンパシーを感じて喜ぶのか……
2015.10.29 Thu 14:03
Edit | Reply |  

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