GARDEN CITY LIFE~annex~

お越しいただきありがとうございます。当ブログは清水玲子先生の『秘密』のレビュー(時にネタバレ)と二次創作(こちらは一部BL要素含)のざっくり二部構成になっております。記事は単純に日付順に表示されておりますので、お読み頂く際はサイドバーや記事一覧などでカテゴリーをご確認またはセレクト頂けますと安心、安全です<(_ _*)>

メロディ2016年10月号『秘密 season0– 増殖–ACT.2』レビューその① 

こんにちは。LaLa原画展が東京から一気に九州に飛んでしまい、日に日に格安航空使って見に行きたい誘惑に駆られております(笑)だってエレナが…( ; ; )どうか阪急梅田本店さん、本店の名にかけて頑張って呼んでください、白泉社さんを!(とりあえずばろんさんには同意いただけたのかな?(笑))博多?何とも思ってませんが?とか言わないで…?(^^;;

さて。このタイミングでうちにお越しの方は大抵もう、この先にあるのが何なのかご理解くださっているとは思うのですが(^^;;初めてお越しいただく方やうっかり来ちゃったという方のためにご説明申し上げますと、こちら、大阪のおばちゃんと薪さんを愛でる会、8月会場となっております。ツッコミや薪さんの美しさへの賛辞などはいいので普通にレヴューが読みたいんです、という方にはちょっとうるさいかもしれません。時々(主に青木に対して)きついツッコミが入りますが、全部愛情に裏打ちされたものですので、笑みを絶やすことなくご覧いただける寛容な方、時々は真面目でもいいよ、という方、既読のメロディが手元にある方以外ではネタバレカモンな方のみご参加くださいますと幸いです。



では、以下いきなりネタバレです(ごめんなさい扉絵感想は今回時間の都合で割愛させていただきました)。






冒頭は、リスクを負わせたくないため大事で可愛い青木を茶店でさっさと片付け、問題の映画のオリジナルを掻っ攫ってきた薪さんがひとり引きこもって(これどこ?第九ですよね?)映像を見つめるシーンでございます。ドライアイとは無縁の潤い過ぎななくらい潤ってらっしゃるアラフォー薪さん、美しいその目を今は怖いくらい見開き、いつものように口元に手を当てるポーズで瞬きもせず、一心不乱に画像を見つめていらっしゃいます。

…この人もね、きっと嬉しかったと思うんですよ。だって長年の想い人から仕事とはいえ「一緒に映画観ましょう」って言われたんですから。えっ?ヤダふたりっきりで…?////それって…ドキッ////とかしたと思うんですよ←そうかな?;;;;というか薪さんヤダとか言わないでしょう…
でも、今はそれどころじゃありません(いや、ハナからそうでしょう)。早くしないと、たくさんの人の命がかかっていますからね…。
画面にはちょうど、「いどうとしょかん」と書かれた紙芝居セットの周りにたくさんの子供や親子連れが集まっている光景が流れています。移動図書館というか、昭和の移動紙芝居ですよねこれ…先生…いいんですか?昭和が、昭和が香り過ぎです(・・;)
そしてそこでエプロン姿で紙芝居を披露するおじさん…え?これってどこかで…なみたろうさん?( ̄◇ ̄;)←いい加減にして

…すみません、まだ1ページも進んでませんね(・・;)←そうなんです…;;;;
ジー、という再生音(効果音系は多分イメージです…フィルム映画じゃなくDVDで、しかも近未来の機器でこの音はないだろうから)と共に展開される映像を見ていた薪さんですが、画像が紙芝居おじさんの方からのアングルに変わったところで、カチッと一旦停止し、そこから数分前へと巻き戻します…シュルルル…と(同じく効果音はイメージ…です、よね;;?)。
再び流れ始める映像。そこには一組の男女の姿がありました。男性の方を見ているメガネの女性は抱っこ紐で小さな子供を抱いており、傍らの帽子の男性は少し大きな子供を抱きかかえています。ズーム映像に切り替えた画面を見る限り、それは紙芝居を見に来た仲の良さそうな夫婦とその子供ーーのようにしか見えません。
「ーー」
ですが、そこで息を呑んでガタッと席を立つ薪さん。目の前の大画面モニター(こんなのであんなに目見開いて見てたのか…;;;;ウサギみたいに充血しますよ?めっちゃ疲れますよ?)には、ズーム機能で拡大された男性の顔が映っていました。
ーー何故
ーー何故映画祭でウイルスがばらまかれ次々と人が死んでいくのか
ーー何故それを煽るようなSNSが拡散されるのか
ーー何故「見ると死ぬ」とおどさないといけないのか
喫茶店で青木が展開した推理、彼が上げていった様々な「何故」は、仮説とはいえひとつの結論へと帰結していました。そしておそらくそれは、薪さんの推理と重なっていたはず。
ーーこの「映画」を見られたくないからです
ーー全国公開され沢山の人々の目にふれては「不都合」な「何か」がうつっているからです
「あ…まさか」
最後に青木が告げた映画の中に映り込んだのだろう何者かにとって見られてはまずい「何か」。それを見つけてしまった薪さんの声は震え、顔色はすっかり青ざめていました。
「まさかそんな…」
声と同じように小刻みに震える手。動揺を抑えることができない薪さんの前では、画面に映った帽子の男が薄っすらと笑みを浮かべてこちらを見ていました。



「薪さん!!」
シュッと開いたドアの向こうから駆け込んできたのはメガネの大男ーーお目覚めになられた薪さんの眠り姫、ビューティー青木でございます。
遅い!遅いよ青木!!今さっきもう、薪さん見つけちゃったからね?あなたが力説した見ちゃいけないやつ見ちゃったからね!?もうちょっと映画の岡田くんみたいに鍛えとかなきゃダメだよ…( ; ; )あんなに呆気なく伸されちゃうなんてガッカリだよ;;;;バラエティー的にはこうしなきゃとか考えなくていいから!←?
「…青木!?いつ東京(こっち)に…!!ってどうしたお前その青タン!!誰かに殴られたのか!?」
突然の青木出現に驚く岡部さん…そりゃあそうでしょう。だって青木の手紙、黙って持って帰っちゃったまんまだし、薪さんのサイレント告白は聞いちゃってるし、その他色々、ぐるぐる回り出しちゃうことでしょうとも…(笑)
…とまぁそんな冗談はさておき、青木と薪さんがセットでいると、だいたい何か起こります…岡部さん、お気の毒に心労倍増。
そして既に青木の青タン(笑)作った誰かって薪さんですからね…(^^;;
「所長室に薪さんいませんけど!!」
いや、誰もそこにいるって言ってないし(笑)
岡部さんの質問並びに気遣いはスルーしていきなり逆ギレ気味の青木。まぁ一応第8管区の室長っていう肩書きはあるしいいんだろうけど、勝手に所長室入ったのね(・・;)そしてこの反応、この前の「何故」語りに次ぎだんだん薪さんに似て来たと思うのは気のせいでしょうか;;;;
「薪さんならさっき閉じこもって…」
青木の剣幕に押されたのかちょっぴりたじろいだ岡部さんが言い終わるより早く、青木は一目散に奥の部屋に駆けて行きます。
「一体何事だ、青木!」
まだ誰もそこって言ってないけど、「なんとなくわかるんです」発動でしょうか(じゃあ所長室で空振りしないで?)。岡部さんの声も無視してドアを開けた青木は、ちょうど戸口に這うようにして辿り着いていたご様子の薪さんと鉢合わせする形に…。
「薪さん!」
ドアが開けられると同時に、支えをなくしたように儚く倒れこみかけた薪さんの細い腕を咄嗟に摑んでフォローした青木のスーツに、小さな手がぐっと力を込めてつかまります。
「ゆうれい…」
「え?」
なんとか倒れることなく踏みとどまった薪さんは青木の肩に手をかけて顔を上げ、今しがた目にしたものを繰り返し訴えます(とってもお可愛いらしい顔で…)。
「本当に『幽霊』がうつっていた……」
映画を観て死んでいった人たちは、死の前に皆子供の「幽霊」を見ていました。薪さんが口にした幽霊、という単語に、言葉を失くす青木と岡部さん。ふたりの前で、今度こそ薪さんは気を失って倒れてしまいます…(「いつものことですから」とか言って岡部さんが足に注射打たないかとヒヤヒヤしましたが大丈夫でしたね^^;←それ映画)。



「『あの映画』を一人で!?」
どうやら青木から事情を聞き、呆れた…というか、プチ怒な岡部さんです。
「まったく!!相変わらず無茶すんなァ、この人は…!」
ほんとにねぇ…こういうところは本編の頃と変わってないですよねぇ、岡部さん?ここはもう王子に「頼むから…」ってされでもしない限り誰にも止められないんじゃあないでしょうか;;;;←そう考えると改めて鈴木さんの威力はスゴイ…
気を失って眠っている薪さんを心配そうに見下ろす岡部さん。そして薪さんの眠っているベッドを挟んで向こうには、腕組みをして黙り込んでいる青木。顎は手当してもらったようです。可視光線回想時の警大生薪さんとおそろな感じに…というのは置いておいて、お父さん化が進んでいた最近では珍しく険しい表情です。
「岡部さん」
さっきまでは散々スルーしておきながら口を開いた青木が岡部さんに呼びかけますが、その顔は相変わらず硬い表情のまま。その視線がじっと見つめているのは…うん、やっぱ寝ているときは綺麗だと思った青木もこれにはかないません、美しすぎる薪さんの寝顔です…。
「そんなに俺って信用ないですかね」
「え?…あ」
うっかり即答し損ね、間をあけてしまう岡部さん(笑)…いや、散々無視されてきましたからね(^^;;もう二人だけの世界にこもらせて?とこっちの存在無視路線で行くのかと思いきや急に振ってくるんだから困りますよね?;;
「…そうじゃ。青木!そうじゃないぞ!!」
そんなわけないだろ!?俺は見たんだぞ、この人が寝ているお前に「好きだ」って告ったところ!l…なーんて言えるわけもなく。
「ただこの人はおまえを守りたくて…」
「自分が『守らなきゃ』って思うって事はつまり、薪さんは俺を全く頼りにしてないって事じゃないですか」
青木…人の話ちゃんと最後まで聞こうよ…(・・;)
「何故」薪さんがギリギリのところで自分を遠ざけたのか、「何故」自分のことをたった一人で危険を冒してまで「守りたい」と思っているのか、その理由をはき違えてしまうのは、薪さんを見ていると自分が不甲斐なく思えて仕方がないからでしょうか。室長の中でも若輩でどうしたって岡部さんや薪さんには及ばない部分が見えて、自信が持てないからでしょうか。必死で役に立とうとしついて行ったつもりだったのに、土壇場で場外に出されたかのような疎外感を味わった事で考えが卑屈になっている青木…。岡部さんのように薪さんの深いところに隠された想いを知らない限り、青木の病室で見せたあの表情やタジクに見せた涙を知らない限り、確かに今の状況だけを見ればそう思っちゃっても仕方がないわけですが。
焦れったい…。違うんだよ、と岡部さんのように言ってあげたいところです。
苛立ちからか眉をひそめ、また岡部さんを置いて思いにふける青木…。
(20cm以上小さいこの人に)
…ん……?今何て!?Σ(・□・;)

おーい!青木さーん!?

……身長関係あるのか…?(・・;)
いや、そういう認識なの?ちっこい薪さんに守られるのが納得いかないの!?っていうかそれ本人の前で言ったら殺されるよ!?…と、慌てましたが微妙に違いました(^^;;
(簡単に「伸さ」れて2時間も寝てた)
……ああ……そこ、ね……;;;;;;;;;
に、2時間も寝てたのか。そりゃあ薪さんならその間に余裕で問題の箇所探し当てるでしょうとも。というか、店員に起こされるまで寝続けるってどんだけ?そりゃあ大層お疲れだったのかもしれないけど…。
そして寝てた時間の長さ以前に問題なのは、至近距離からとはいえあのちっさい(←お前も言うのか;;)薪さんのグーで顎殴られたくらいで気絶するのもどうなの?というところですよね…(~_~;)
(しかもあんな)
横槍は色々入れてやりたいのですが、どんどん深みにはまっていく青木の思考回路…。
思い出されるのは伸されちゃう前に目にした薪さんの姿、その言葉でした。
ーー「プリオン」に関しては「専門家」でもあるおまえに捜査協力を頼みたい
今は全国に散った第九メンズでも、薪さんの身近にいる岡部さんたちや九州から駆けつけた自分でもなく、その行為のあり得なさなら誰よりわかっているはずの薪さんが頼ったのは、拘置所の囚人であるタジクでした。
それはついこの間までは敵対者で、容疑者として追っていたタジクの知識や知能を、少なくとも薪さんが彼の犯した罪とは切り離したところで正当に評価していたという証。
ーーよくやった
共に仕事をしていた頃、かけられて一番嬉しかった言葉と向けられると一番嬉しかった笑顔。それはきっと滅多に聞けない、見られない、稀少なものだった筈で。自分たちのそばにこそあったものの筈で。
(「第九」には薪さんのその一言だけのために喜んで身を粉にして働く部下が沢山いるのに)
(なのに何故部外者のタジクにあんな…)
個人的になのか第九においてなのかはさておき(^^;;、薪さんは「特別」だから。誰よりも敬愛する薪さんにあんな風に言わせたタジクへの、それはもうほとんど嫉妬といってもいいんじゃないでしょうか。
青木にとっては、その人の信頼を得る権利は自分が属する組織の身内にのみ許されるものであって欲しいーーまだ捜査は始まったばかりなのに、まるで最初から身内には期待しないかのように自分たちを差し置いて他に助力を請うことはしないで欲しい、そういうことなのかもしれません。
でも、薪さんの信頼が欲しい、その笑顔が欲しい、たった一言が欲しいと切実に望んでいるのは「みんな」じゃなくて誰よりもあんたなんじゃないの?あんたのそれは他のみんなとは違うんじゃないの?タジクに向ける嫉妬も、みんながいるのに、じゃなく、ただ自分が悔しい。それだけなんじゃないの青木…;;;;
そこに、「室長!」と岡部さんを呼びに波多野ちゃんが飛び込んできます…。


(つづく)


すみません夏休み中につき更新が今回もスローだと思います、ブツ切れでお送りしますがごめんなさい。
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Comment

Name - eriemama  

Title - 鍵コメさま

はいっ、青木、タジクに激しく嫉妬の炎燃やしてましたよね?(笑)
あの下から睨みつけるような目、あんな目、あの子にもできたんですね…あ、滝沢さんにはしてましたっけ(^◇^;)
いや、久々に見ました、薪さんのことでちょっと自分を見失ってる風の青木。私もお利口でわきまえているよりこっちの方がよっぽど好きです(笑)薪さんにもこんなに妬いてたの、伝わるといいなぁ////

> 最後は鉄板の泣き虫くん!

あれも良かったですよね!薪さんも「え?」て感じでしたが、お互いに大事に思い過ぎて空回りな感じがどう決着していくんでしょうか…(どうかそれまで青木は東京出張で!^^;)

> 輪郭もスッキリしてたし

(^◇^;)
すすすすみませんマスオさんて(爆)←主犯;;;;
絵柄が変わっちゃったのかと思いましたが他のキャラはそのままだったし、あれはあれで意図的だったんでしょうかね?(笑)
今回は終始スッキリして、文句無しにカッコ良かったですw
2016.08.27 Sat 17:38
Edit | Reply |  

Name - eriemama  

Title - Re: ビューティー青木(爆)

> ドヤ顔でやって来ましたなみたろうです(* ̄∇ ̄)ノ

いらっしゃいませw
今月は発売日お休み、データ量も余裕で薪さんのお出迎えですね?(笑)

> 「あの紙芝居してたのはなみたろうです」
> とだけ言っておきましょう。
> ぷぷ~!思った思った~!てかおじさんオトナ向けだから!オトナ向け図書(笑)

エキストラに知ってる人見つけた驚きです(笑)←いやおかしいから
あ、そうですよね、お子様には刺激が強いアレですよね(^^;;

> 薪さんあんなにおっきな目でドライアイにならないのかなあ?そんなにモニターガン見して大丈夫かなあ?なみたろうなんてピント合わなくなってきたのに…

私もレビューの間は瞬きするとコンタクト外れそうになるんですよ(笑)ソフトだけど、パリッパリで(ーー;)

> あとえりちゃんが「潤う」て言うとエロいです。

ありがとうございます!褒められちゃったw←?
2016.08.27 Sat 17:28
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Name - -  

Title - 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016.08.27 Sat 16:51
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Name - なみたろう  

Title - ビューティー青木(爆)

ドヤ顔でやって来ましたなみたろうです(* ̄∇ ̄)ノ
あ、そか。巻物まだ途中?
じゃ、
「あの紙芝居してたのはなみたろうです」
とだけ言っておきましょう。
ぷぷ~!思った思った~!てかおじさんオトナ向けだから!オトナ向け図書(笑)

いやあえりちゃんの突っ込み付で読み返すとこれがまた。面白いです(°▽°)
薪さんあんなにおっきな目でドライアイにならないのかなあ?そんなにモニターガン見して大丈夫かなあ?なみたろうなんてピント合わなくなってきたのに…

あとえりちゃんが「潤う」て言うとエロいです。
2016.08.27 Sat 16:27
Edit | Reply |  

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