GARDEN CITY LIFE~annex~

お越しいただきありがとうございます。当ブログは清水玲子先生の『秘密』のレビュー(時にネタバレ)と二次創作(こちらは一部BL要素含)のざっくり二部構成になっております。記事は単純に日付順に表示されておりますので、お読み頂く際はサイドバーや記事一覧などでカテゴリーをご確認またはセレクト頂けますと安心、安全です<(_ _*)>

メロディ2017年6月号『秘密 season0– 増殖–ACT.6』レヴュー① 

「銃をおろしな」
実子である光くんのこめかみに銃口を押し当て、児玉は青木にそう迫ります。
この強制捜査に後方部隊とはいえ参加している時点で実弾は装填済みのはずなのですが、弾を装填して行くというのといざという時に撃つ撃たないはまた別の話でもあります。
このつばき園に来るまでにも、夢だか白昼夢だかでもし人質にされているのが舞ちゃんだったら、ということをぐるぐる考え、葛藤を続けていた青木……ここでも一応児玉に向け銃を構えてスタンバイしているのですけど、歯を食いしばり顔には縦線入り(^^;;
ただでさえ己の信念や覚悟を求める薪さんの思いに応えたいという気持ちや生け捕らなきゃや一直線だ、などが渦巻き大変なところに、どうなの撃つの?撃たないの?菩薩の青木はもう捨てちゃうの?いやいや、ヘタレでいいのか!?という4月号からの読者のプレッシャー(笑)←関係ない
さぞかし長い2ヶ月だったことでしょう…。←いや、多分前回のラストから1分も経ってない;;;;
考える時間は充分あったはず…さぁ青木、ファイナルアンサー…!?←緊張感!;;;;
……ふざけるのはこの辺にして。
まぁ色々複雑なのは確か、今までを見る限りあまり考え込まないタチだと思われる青木だってさすがに後回しにしよう、は許されない状況で、答えを探したんだと思うんですよ、ここまでに必死で。
ただ、あの移動途中の車の中で実はもう答えは出てる?なんて気がちょっとしておりました。だってあの夢の中で薪さんが、撃て!って言ったから。決断できずに固まっていた青木も青木に違いないんだろうけど、あの薪さんも青木に違いないと思うのです。ということはもう、そうなった時は撃つ覚悟に傾いてんのかな?と。
それで結局青木、児玉と光くんを見据えたまま、次の瞬間――

ガーン!
ガーン!ガーン!

銃声は計3発。最初に1発、ちょっと遅れて続けざまに2発、って感じでしょうか?
撃ちましたねぇ、青木…。
施設の敷地一帯に響き渡った銃声にハッと顔を上げる突入部隊の皆様。…お疲れ様です。
今回はさすがに現場には赴かず、第九で現地との通信を行う捜査員たちを押しのけるように身を乗り出し、何が起きたのかと表情を一段と険しいものにする薪さん…お気に入りの部下2人が揃いも揃って突入部隊に入ってるんだから所長にも席くらい用意したげて?;;;;(空気読んで!?スタッフ!!)

銃を構えたままハアッ、ハアッ…、と大きく息を繰り返す青木の前には、銃弾を受け倒れた義足の男児玉と、光くんが見えます。
ここで…ちょっと青木あんた!光くんに当てんかったやろうな…!?(゚o゚;;
と思ってしまったイマイチ青木の銃の腕を信用し切れていなかった私をお許しください(^^;)
緊張感を引きずったまま、玉のような汗を浮かべ険しい表情のままの青木が、構えの姿勢はそのままにゆるゆると首を回し、背後を振り返ります。自分が撃った銃弾の数より、銃声が多かったから…。
いったい誰が…?
するとそこには、銃を構えた久々にめちゃくちゃ男前な岡部さんが…!( ;∀;)
とても前の号で小人コスをしていた人と同じには思えないクールガイぶり…コメディ班入り?とか言ってすみません、岡部さんはやっぱこっち、こっち側ですよね?イケメン枠!←もうその話はいい
その姿を確認したまだ息の荒い青木が「おか…」と言いかけますが、それを遮り岡部さんがざっと力強く草を踏みしめて児玉の元に向かいます。まだ生きていて意識もあったなら、気が緩み意識がそれたところを反撃して来る可能性も無きにしも非ずです。
「ボサッとするな少年を救助!!」
銃口を児玉に向けたまま状況を確認し、青木に向け指示を出す岡部さん。…なんと頼もしい////さすがはサッカンいちの猛者。それを青木、あんた最近薪さんにつられてかスルーばっかしよって!…あ、すみません;;つい抑えていたイライラがはみ出しました(^^;;
はい!と返事をして駆け寄った青木は光くんの方に回ったようです。そうして自分は児玉の生死を確認する岡部さん…青木、良かったね岡部さんが気づいて駆けつけてくれて…。
頚部の脈を確認し、やっちまったか、とでもいうように目を閉じた岡部さんの額にも汗が…。しかしすぐに追いついた突入班の人たちから、岡部室長、と声がかかります。
「児玉ですか!」
「ああ間違いない」
「救護班を!」
「無理だ」
「は?」
「もう死んでいる。右胸に一発、即死だ」
岡部さんのこのセリフを光くんをSITの隊員さんと運んでいたハッと青木が振り向き、青ざめます…。
「……あ」
薪さんのもちろん生け捕りで!との命令は、遂行できませんでした…どっちがやっちゃったのかはわからない、でも2人してはい、必ず持ち帰ります、あなたが望むものを…!と殿のご所望の品を届けに上がることを約束しちゃってたのに…えらいことになりました。
「…しかし人質の子供の命がかかっていたのですから…この場合適切の判断であったかと――」
やっちゃった…的な気まずい空気の漂う薪所長のお気に入りの2人を、ファローしようとしてくれるSITのおじさん…いい人(⌒-⌒; )
一旦言葉を切ったおじさんはでも、続けて前で児玉の傍に膝をついている岡部さんと、背後にいる青木とを交互に見比べます。
「それで…あの」
うん、そりゃあそうですよね。2人以外誰も、その場に居合わせた人間はいないんですから。
「どちらが…?」
児玉の首をとって来い、もちろん、生きたままでな。そう宣った薪さんの顔を思い出しながら、おじさんの問いに答えることなく沈黙する2人……。
そしてこの児玉の死は、派手に報道されることになります。

生きていた‼︎「ストーンヘンジ」教祖児玉良臣 射殺‼︎「死の映画」「プリオン」散布 テロ首謀
「つばき園」強制捜査「SIT」指揮により3発発砲2発命中
警視庁「適切な発砲」園児30人劇物摂取により入院

たきぎさんが指摘されてたし他にもお気づきの方多いと思いますが、ここでかい字でSITがSTIになってるんですよね…前の出口誤植といいメロディ編集部さんどうも英字に弱い…?(^^;)それともこれはもう、狙っているんでしょうか?(笑)
そして児玉射殺に関してはSITの指揮っていうかそもそも指揮ってたの薪さんなんじゃあ?(笑)って気もしますし、実際のところ第九から捜査に加えてもらっていた青木の単独行動の結果であり、それに追いついたSIT側にいる(いや、服装だけかもですが)岡部さんが同時に発砲することになった…のですよね?でも、マスコミ向けにはSITの指揮で、ということにしたのでしょうか。責任も手柄も第九には絡まない片付け方って感じ…?

場面は変わりまして、薪さんに呼び出され直立する児玉射殺の関係者――青木と岡部さんの前で、細くて綺麗な指先がつまんだピンセットから、カラン、と1発の弾丸を落とします。
「これは現場の石垣にめり込んでいた9ミリ弾」
コン、とピンセットの先が9ミリ弾が入ったトレー(?)の縁を弾きます…。
「容疑者児玉から離れること2.5メートルも右…(←児玉から見て右)、ヘタクソにもほどがある」
冷や汗をかきながら青ざめ項垂れる岡部さん…;;;;そんなに薪さんが怖いんだ…( ̄▽ ̄;)
その横では同じように青木もさらなるお叱りを恐れてか青ざめています…。
「所長…!しかし所長…!!総監も銃の使用は適正と…」
傍らで様子を見守っていた波多野ちゃんが見かねて割って入ります。大好きな岡部室長とおもろい九州の先輩がピンチですもんね…←いやいや;;;;
余談ですがこの波多野ちゃんの台詞、テキセイが適性になってますが意味的には多分こっちの適正…ではないかと。
「しかもこのドヘタクソのバカは」
薪さん、波多野ちゃんの台詞はスルーのようです(-。-;
「さらにもう1発発砲、児玉の右胸に命中、光少年に当たらなかったのは奇跡だな」
そう告げながらバサっと報告書でしょうか?書類の束を投げ出した薪さんに、岡部さんと青木がえっ!?と言うような顔を向けます。
「しかしこれが右胸の肺に達し致命傷となった。児玉に発せられた3発のうち残り1発は旋条痕から別の銃のもので、こちらは警官のセオリー通り右大腿部に命中」
キィ、と椅子を動かし、薪さんがそこでやっと2人の方を向きます。
「…………で…どっちなんだ………?」
どうですか皆さん!42P1コマ目のこの薪さんの色っぽさ、美しさ、小悪魔的な微笑…!←落ち着いて
もう、どっちでもいい……(笑)
でもこんなに薪さんが美しく笑んでいるというのに、青ざめて不穏な背景を背負い(笑)冷や汗たらたらの青木…。薪さんはそこに、さらに追い詰めるようにかぶせます。
「僕のいいつけを破り児玉を絶命させたドヘタクソの大男は」
どうでもいいけど、「いいつけ」っていう言い方が可愛い…まるで飼い主(笑)
キレイな指を口許を隠すように品よく組み、上目遣いに見上げているのはやっぱお気に入りの大男の方なんだろうな…(;^ω^)
「ま…」
まきさん、と言いかけたのでしょうか?岡部さんが何か言いかけますが、それを遮る大声で波多野ちゃんがまたしても元気に乱入(^^;)
「所長!でも所長!!一刻を争ったんですよ!青木室長が撃たなければ光少年は死んでいたかも!」
「え!?俺確定なの!?」
薪さんや岡部さんはともかく愛すべき後輩(しかも女子)波多野ちゃんに撃ったんでしょ的認識をされていることにガーンとショックを受ける青木(笑)
「だってドヘタクソの大男って!」
「波多野!!青木!!
岡部さんが慌ててその場を収めようとしますが、薪さんは怒るでもなく肘をついてその様子を黙って見守る構え…後ろ姿ですがこのコマの薪さん、次のコマの表情から察するに笑顔なんでしょうね。
その、と再び薪さんが口を開きます。
「命を助けられた光少年が礼を言いたいそうだ」
おかしな盛り上がりを見せていた3人が、その台詞に驚いた様子で振り向きます。
「ドヘタクソの大男に」
パッと青木が顔を紅潮させます。…青木よ、素直なのはいいけどあんたいいのか?(;・∀・)この顔、この反応、ドヘタクソの大男認めてるやん…(^▽^;)
「ヘタクソでよかったですね青木室長!」
「だから何でオレ確定なの!」


さてさてそのどちらが撃ったのか?問題なのですが、私なりの意見は別記事にまとめました。→こちら
長いしややこしいので、スルーしていただいても、興味がおありでしたら読んでいただいても、その辺はおまかせでございます(^^;)

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