GARDEN CITY LIFE~annex~

お越しいただきありがとうございます。当ブログは清水玲子先生の『秘密』のレビュー(時にネタバレ)と二次創作(こちらは一部BL要素含)のざっくり二部構成になっております。記事は単純に日付順に表示されておりますので、お読み頂く際はサイドバーや記事一覧などでカテゴリーをご確認またはセレクト頂けますと安心、安全です<(_ _*)>

メロディ2018年2月号『秘密ー冬蝉 ACT.3ー』レヴュー② 

続きです。
青木が出てきてくれると和みます。。。




「きんつばと…道明寺と…あっ…あと」
こちらは京都の老舗某和菓子屋さん。捕まっちゃった薪さんがどこまで本気かはわかりませんがご所望だった尚護院(笑)です。
「「生八ツ橋を」」
ショーケース前で商品を覗き込む角度やお目当のものを指差す左手まで、身長や年齢の差はあれど、恐ろしいほどシンクロするワンコ系メガネ男子ふたり。←やっぱビフォーアフターみたい。。。
青木の方は末尾にきちんとください!がつきます。←のほほーん、としているようで割ときっちりさんな青木はおつかいが似合う(^^;)
あまりにも綺麗にハモったせいでしょう。店頭で思わず顔を見合わせ、そこでお互いの存在に気づいた青木&住田先生。先生まいどおおきに、冴子先生にもよろしゅうー、とお店のお姉さんが声をかけているので先生は常連さんのようです。
あ、とこれまた一緒に顔を見合わせると、
「「あー好きなんですよ」」
ハモり再び(笑)
冴子が、薪さんが、と互いに買ったばかりの和菓子の包みを見せ合うどこまでも波長の合うふたり( ̄▽ ̄;)
ナルホド~~~~、と青木が納得をしたところで、話題は冴子さんの話に。
「…冴子はもう食事制限や化学療法のない状態なので、せめて好きな物をと思うんですが。あんまり食欲もなくて吐いてしまうんで買ってくるなって怒られちゃうんだけど、ついね!ダメだねもうすり込まれててさ」
すり込まれてるって、先生…(;´д`)
冴子さんの容体が決して良くはない、という内容の会話をしながら、けれどもにこやかな笑みを浮かべる住田先生を、複雑な顔でそっと見つめる青木…その頃、病院の冴子さんの元には、薪さんが訪れていました。

カタタタタタ、と病室に持ち込んだパソコンのキーを必死の形相で叩く冴子さん。その足元の床に無数に散らばったプリントされた論文の1枚を、スーツから伸びた手がそっと拾い上げます。
「『原子重力波から読み解く宇宙の起源』…?」
発せられた声に気づき、はっと振り返る冴子さん。
「2015年9月に『LIGO』で巨大ブラックホール衝突時の『重力波』が観測されてから『重力波天文学』は一躍理論物理学の最前線に躍り出た。ああたしかに、もしこのテーマで宇宙の起源が解明出来れば冴子先生、あなたの名は必ずや歴史に名を刻むのでしょうね」
自身が倒れる直前の薪さんの態度や眼差し、言葉の端々から、細川教授の死に関して疑われている、という認識はあるはずの冴子さんです。今また、目の前に薪さんが現れたーーしかも1人で。先日の不起訴処分が出た際の剣幕も記憶にまだ新しく、さらには夫のお気に入りの教え子だった薪さんのことをよく知る彼女なら、この訪問がただの見舞いなどではないことは咄嗟にでも察しがついたことでしょう。
「しかしそのためにーーそのために限られた残りの時間を総て使ってしまうおつもりですか?」
極めてクールな表情のまま、まっすぐに冴子さんを見つめて薪さんが続けます。
「大量のモルヒネ投与までして」

「え!蹴っちゃったんですか!?」
薪さんがあなたを?←いやそれなら確認するまでもないし;;;;
さて。こちらは再び、和菓子屋さんでばったり出くわしかなり息が合うことが判明した青木と住田先生でございます。
どうやら一緒に冴子さんの入院先である京都府内の病院の辺りまで戻ってきたようですが、その敷地内でしょうか?外のベンチに腰を下ろし、話し込んでいた模様です。
「NASAの月面計画プロジェクトチーム入りを!?冴子先生が!?何で!?
こらこら青木、その人話しやすい人やけどあなたのお友達じゃないのよ?そんな軽い対応してると地獄耳薪さんに見つかったら大変なんだからね( ̄▽ ̄;)…まぁあの人今は間違いなく来ないけど;;
青木の隣では、後頭部に手をやりお恥ずかしい…、とでも言うように顔を赤らめながら俯いている住田先生の姿。
おっちゃん、また奥さん自慢ですか?(-。-;青木も聞上手っぽいし人がいいからなぁ(~_~;)
「いや蹴ったというか…もう15年も前の話だけどね」
15年というと青木はまだ10歳にもなっていない…結構な昔話ではありますが、それでもすごいじゃないですか!といいリアクションを見せる青木…いい子だねあなたも(^^;;でもここはもう、ヘェ〜、くらいに薄いリアクションにしといた方が…;;;;
「噛みついちゃってさ、向こうのおエライさんに…それで自然消滅…」
なるほど、Shut up!とスポンサーらしきおエライさんに噛み付く若き日の冴子さんはこの連載の出だしの薪さんを彷彿とさせる怖いもの知らずな強気の塊(笑)お金出してるからって素人がうるさいんだよ!的なセリフを続ける猫系キャラ…(^^;;ひいっ!と冴子さんの態度を前に慌てる住田先生の反応も青木か岡部さんのようです…先生、あなたも苦労されましたね(-。-;
「実力と才能は天才的なんだから僕なんかよりもっと認められてもいい筈なのに、あの気の強さが災いして上に対しても言わなくてもいい事まで言っちゃって…自然、敵も多くなるからかわいそうに昇進も…」
つくづくどこかで聞いたような話…(笑)でも、「だからまだ警視正なんです」って自分で言ってた誰かさんはやっと警視長に出世しましたよね…あ、けどこの話本編初期で。まだ誰もそんな未来は知らないどころか、薪さん先日拘留されたばっかか(^^;;
案の定、他人とは思えない思いを吐露する住田先生の手をがっ、とデカイ手で握りしめ、涙を滲ませはあ〜〜っっ、と溜息をこぼす青木(笑)
「…え?…どど…どうしました?どこがツボだったのかな?」
大丈夫?とちょっと引きつつも優しく声をかける先生。先生、どこって…多分全部?( ̄▽ ̄;)
「もうもう、とても人事とは…っ」
心の底からの共感をあらわにする青木のセリフを聞いて、ようやくああ!と得心した様子の先生が破顔します。
「そういわれたら確かに少し似ているね薪君と!そーいや昔2時間私が遅刻した時はあの2人待ってる間ずーっと話しなかったらしいよ!2人しかいないのにさ!!」
そういうと平和になつかしいなー、と続けアハハハハ、と声をあげて笑う住田先生…おっちゃん、どこがおかしいねん;;;;←むしろあの2人を2時間も待たせるとかしかも同室でとか恐ろしすぎるわ(゚д゚lll)2人しかいないのにって2人しかおらんからしゃべらんねんて!
扱いに慣れてるとはいえ…先生もなかなかの強者ですね…薪さんも冴子さんも半袖だから夏場なんだろうけど恐らく氷点下まで下がっていただろうその部屋にきっといやぁごめんごめん、待たせたねぇー、とか何とかきっと呑気な笑顔で入ってったんだよこのおじさん;;;;
え…おかしいですか?ねぇおかしいですか?とその時の光景を想像しただけで青ざめている割とまともな青木(笑)
「昔から冴子と薪君は馬が合わないというか…」
いや馬どころじゃないでしょう;;;;
「あの2人は似てるからぶつかるのかもしれないねぇ」
先生にとってはハブもマングースも共に可愛いイキモノ…という感じ?(・・;)
「だからなるべく2人きりにならないよう気をつけてたんだけど…」
緩い。先生、気のつけ方が緩いよ!?
「あ」←青木
「あ?」←先生

その頃、冴子さんの病室では戸口でポーズを決めた薪さんと冴子さんが既に対峙しておりました…。
「……返して…!」
薪さんが拾い上げたのは冴子さんが執筆中の論文の原稿。そちらに広げた掌を差し出し、短く、けれどきつい調子で詰め寄る冴子さん。
「早く!」
ですが、対する無言の薪さんも厳しい表情を崩しません。
「そのデータは論文に添付するもので必要なの。私には時間がもう無いから一刻も早く仕上げたいの。急ぐのよ、わかるでしょ?3日後の〆切に間に合わせなくては」
薪さんが言った、限られた残りの時間、という台詞。それを自らさらりと認めた上で、それよりも今は論文だ、という態度で臨む冴子さんを前に、薪さんはふっと顔を伏せ、手にした1枚の紙を冴子さんの方へ手渡すよう差し出します。しかし。
ようやく求めに応じたかに見えたのも一瞬。それが冴子さんの指先に触れたと思われた矢先、パシッと論文を取り上げる薪さん。←気ぃつけんと手、切っちゃうよ?;;

「やばい!!」
間も無く修羅場を迎えようとする病室の2人のそんなやりとりは知るすべもないでしょうが、だいたい想像がついてしまった青木…そう声を上げると、ガタッとベンチから立ち上がります。弾みで膝から落ちる八つ橋…。
「青木君、八つ橋落ちたよ!」←冷静な先生
「やばい先生!今2人きりです!!」
マキさんヤル気です!と拾い上げたらしい八つ橋の包みをグシャッと潰してしまうほどの動揺を見せ、緊急事態を告げる青木一行。←潰すんなら放っておいて欲しかったよ(八つ橋より)
そうです。
ちょうど1時間ばかし前。
ひとり極めて地味にヤル気に満ちた薪さんは、冴子先生と会ってくる…ついてくるな、とだけ背中越しに青木に告げ、静かに出陣していたのでした。
それを特に止めることも追うこともなく、ア・ハイと何の気なしに見送ってしまっていた青木…。まぁ薪さんのついてくるなは珍しくはないけど、タイミング的にただの見舞いなわけないよね…( ̄▽ ̄;)
「ええっ!?」
さすがにこちらも驚き慌てる住田先生。1時間もあれば何が起きていてもおかしくはない…;;;;

一方再び病院の冴子さんと薪さん。
薪さんにかかると紙切れ一枚さえ立派な小道具。この上なく優美に冴子さんの指先からそれを取り上げるお姿に思わずウットリ////……なのは置いといて(^^;;
この、冴子さんを見つめる下からのアングル…カワイいやカッコいい。見下ろされたい…も置いといて(^^;;
緊迫する2人の間の空気。
華麗かつクールに「あーげない!」した薪さんを、唖然と見つめる冴子。このガキ、とは言いませんでしたが顔に書いてある感じ( ̄▽ ̄;)
「……へえ…!」
そう。強気さはこちらも薪さんに負けず劣らず。その態度を自分への挑戦とでもとったのか、ふっと笑みを浮かべるかつての天才美少女。
「あなたどうやらまた拘置所に入りたいみたいね…!?何気に入った?」
「冴子先生」
「あなた達『第九』は私たちの研究に協力する旨決定が下った事忘れた?その賢い頭は何の為についてるの?」
「冴子先生」
「私達には脳を見る『権利』があるのよ!データを渡しなさい…!」
「この論文の発表はなさらないで下さい」
貴重なデータが記載された1枚の紙を身体の向こうにやったままの姿勢で冴子さんの前に立ち、静かに告げる薪さん。え?と冴子さんが聞き返します。
「この論文の発表は控えて下さい」
データは身体の前に持ち替えたものの、無表情は崩す事なく淡々と続ける薪さん。
「?何故?」
「この『脳』のデータの入手方法にーー細川教授の死因に『殺人(違法)』の疑いがあるからです。冴子先生」
息を詰め、じっと自分を見つめ続けている薪さんを見返す冴子さん。
「その事は、冴子先生ご自身がよくご存知かと」
ひと呼吸ほどの間を置き、証拠は?と冴子さんが問います。
「『まだ』ありません。新型ノロウイルス自体特殊なものではありませんから」
そうよね、と薪さんの台詞に冴子さんがかぶせます。
「手指・食品などから年間100〜500人は感染してる『よくある』ウイルスよね…?」
口元に手をやり、ホラね!とばかりに笑んで見せる冴子さん。
「ええ。しかし『疑い』がある限り我々は捜査を続ける」
「証拠は何もないわ」
「ですから」
「私に指図しないで!証拠はないのよ!」
冴子のヒステリー炸裂…(←先にヒスった者勝ち?(^^;))。
対するいつもはヒステリックな薪さんの冷静ぶりがものすごく健気です…馬が合わない因縁の相手とはいえ大切な住田先生の奥方ですからね…しかも余命わずかな 病人。
「冴子先生…!!論文が発表されなければ誰も細川教授の脳は見ない。教授の殺人容疑捜査も打ち切られる。総てを『つまびらかに』したところで死因がーー『病死』から『殺人』になってもーーもう教授は生き還らない」
薪さんの訴えを、腕を組んでただ黙って聞く冴子さん。あえて住田先生がいないときを見計らってここを訪れ、切々と言を継ぐ薪さんの気持ちは一体この人に届くのか…。
「『犯罪者』が増えて『哀しむ人』が増えるだけです。そんな捜査は」
哀しむ人とはあの夏の日、セミの死一つで涙を流していた住田先生その人。
あの人をもう、もうこれ以上哀しませたくない。そんな気持ちを胸に、ひとりでここに来た薪さん。そう、別に冴子さんと喧嘩しに来たわけじゃないんです…。←わかってる
「そんな捜査は…しなくてもいい…したくないんです、冴子先生!」
いや。
待って?待って薪さん。それ私情って言うんじゃ;;;;
靖文言うてたやん、お茶ヨォッ!って(-。-;
自分も言うてたやん、殺人可能性がある、証拠も「まだ」発見されていないだけで、可能性がある以上その証拠を見つけるべく捜査は続けるって。
それが。
容疑者が大切な恩師の奥さんで、証拠が出て来て殺人が確定すればその先生が哀しむから捜査はしたくない…、病死が殺人になっても教授は生き還らないから犯罪者と哀しむ人が増えるだけの捜査はしなくていいって、どういう…?(・・;)
今なら、論文の発表さえやめてくれれば目をつむります、的なこの発言はどうなの薪さん( ̄O ̄;)
「冴子…!青木君!よかったまだけんかしてないよ!!」
そこにようやく、八つ橋を手に住田先生と青木が駆けつけます。ケンカって先生;;;;そんな穏やかな(←?)もんじゃないかもよ…。


(つづく)
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Comment

Name - eriemama  

Title - Re: ご無沙汰してます

なみたろうさん、お久しぶりです〜( ;∀;)

> 良かったえりりんご無事で( ;∀;)

いやなみたろうさんも…(笑)ちょっと病んでる、みたいに書かれてたんで大丈夫かなぁと気になってたんですが…春ですもんね。自然とか子供は元気になってきますけど、私はこの眩さに年々ついてけなくなってます( ̄▽ ̄;)太陽サンサンだとほぼ毎日頭痛がします(^^;;この間の嵐の時も、気圧の変化?あれについてけなくてしんどかったのなんの…こうなってくると日々のストレスより自然と戦ってる感じですよね(笑)

> でも原因わかって良かったですね。
> こうゆう謎の症状って、とにかく不安、が一番辛いから。病名わかって治療方針が決まっただけで8割方治ったようなもん…は言い過ぎかも知れないけど、気持ちの上ではスッキリしますもんね。

そうですね(笑)動悸息切れが一番不安だったんで、ストレスです、とか言われるんじゃなくて一応数字で見られる原因がわかったので気持ち的にはスッとしました。でも少なくとも3ヶ月は薬いっぱいの生活になるらしく、副作用がうっすらあるのでちょっと憂鬱です(-。-;あと、婦人科がなぁ…ほんまにあそこは鬼門なんで;;;;今現在予約入れなきゃいけないんですが何日もそんな気分になれず見送り続けてます(溜息)

> 少なくともこんな巻物をまた書いていただけるほどには回復しましたか?(*゚∀゚*)

あ、ハイ(笑)
薬のおかげっていうより、もうすぐ薪さん(←生きる糧)に会える!っていうテンションだけが私を引っ張ってくれます(笑)
来週が待ち遠しいですw

> 私も元気出さなければ(゚∀゚;)

ハイッ!(°▽°)
またいつもの告知薪さんとか(笑)楽しみにしてます(*´∀`*)
2018.04.20 Fri 12:21
Edit | Reply |  

Name - なみたろう  

Title - ご無沙汰してます

良かったえりりんご無事で( ;∀;)
大変でしたね。実は私も今よく似た状態です…まあ春は気温気圧の変化でこんなもんですが…

でも原因わかって良かったですね。
こうゆう謎の症状って、とにかく不安、が一番辛いから。病名わかって治療方針が決まっただけで8割方治ったようなもん…は言い過ぎかも知れないけど、気持ちの上ではスッキリしますもんね。
少なくともこんな巻物をまた書いていただけるほどには回復しましたか?(*゚∀゚*)

気付けばもうMelodyなんですねぇ~!
私も元気出さなければ(゚∀゚;)
2018.04.20 Fri 01:16
Edit | Reply |  

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