GARDEN CITY LIFE~annex~

お越しいただきありがとうございます。当ブログは清水玲子先生の『秘密』のレビュー(時にネタバレ)と二次創作(こちらは一部BL要素含)のざっくり二部構成になっております。記事は単純に日付順に表示されておりますので、お読み頂く際はサイドバーや記事一覧などでカテゴリーをご確認またはセレクト頂けますと安心、安全です<(_ _*)>

薪さん。 

鈴木さん。

じゃなく、最近どんどんわからなくなっていく薪さんについて、です。

もともとすごく遠い人なので(なんたって二次元のお人だし)、これ以上遠くには行かないよね、と思ってたのにほんと、見えません。この連載はじまってからはいつも、ホワイトアウト状態。…いや、本編のラストの方の、「待ってるから」あたりからかな。どこにいらっしゃるのか、つかみどころなさすぎて、ヒントのかけらもなく、分かりやすすぎる青木とは正反対…。まあ、それでこそ薪さん、天晴れ!(←何がやねん…)なんですが。

だいたい、なんで薪さんてたまにびっくりするような大根な芝居するのに青木がらみの感情となると隠すのはうまいんだろ。もう、案外分かりやすいなこいつ、って言ってた鈴木さんくらいにしかこの人の本心は読めないんじゃないかと思う今日この頃です。

ここ数日、あまりのわからなさに混乱気味だったので、何かヒントはないかしら、ともう一度連載の最初から読み返してみました。今ならわかる、とか出てくるかな、と思って。

…でも、うーんやっぱり、読解力ないのか大した収穫なし。

ただ、落ち着いて読んで、気になるとこが何でなのか、考えでみたんですが…。

最初に気になったといえば、1話目で青木のドッキリ後、「いつまでも僕の部下でいるのはよせ」「おまえの助けはいらない」(例によってうろ覚えなセリフでお送りしております)の更に後の薪さんには珍しい説明くさい(←失礼やろ)モノローグ、青木がちゃんと公私混同せず時間あけて仕事の隙間縫って来てるのはわかってるよ、自分の部下や持ち場をまず優先してることもわかってるよ、僕に口答えやつまらない言い訳しない賢い(お利口さんな忠犬ですか)やつだってのも知ってますよ、っていうあれです。

まあ確かに青木ってそうだと思うし薪さんの見立てはごもっとも。でも何でここでこれ?ってちょっと違和感だったんですが、これ、薪さんの基本的な思考、行動パターンのヒントにならないかな、という…。無理か。

けど、今の今までのやっと二人っきり、懐かしさ(?)にいい雰囲気になりかけたところで敢えて、突き放すようなセリフ、態度を見せたのは、青木がそういうやつだってわかってるけど、今本気でヤバそうな事件にあたってるからお前は部外者なんだぞ、入ってくるな、っていう意思表示で。こう言えば青木が引き下がるのはお見通しでやってるのよ、と。厳密には薪さんは全国の第九の支部を総括する立場の所長なんだから、青木は依然薪さんの部下には違いないわけなんですけれども。

そんな薪さんの心中(あくまで推察)知ってか知らずか直後、いきなり手紙の話を持ち出すKY青木…。これにはさすがの薪さんも面食らったご様子(多分あの表情は素だと思う)。岡部さんにより青木の催促は未遂に終わりましたが、薪さん、自分がお返事おあずけしてたせいで青木が職場に「遅れてたご挨拶」を口実に返事を聞きに来るくらい冷静じゃなくなってる、見境がなくなってることに気づいた…はず。

なので苦肉の策、帰れって言ったのにしつこく出先まで追いかけてきた青木に、お前自分が職場で、仕事にかこつけて何言ったのかわかってるのか?冷静になれ。って気付かせるための「まだ読んでない。今ここで聞くから話せ」 になり、もう一度早く帰れって釘をさしておいた。わかってるけど正直今はおまえにかまってられん、っていう。じゃ、タジク追いかけなきゃだから、みたいな。もうこれでわかったろ、今忙しいから、危ないから、という感じでしょうか。

そんな薪さんの努力により、青木、一度は帰ったんですよね?九州…(てっきりそのまま居座ったのかと…)。でも図らずもまた薪さんの元に向かうことになった青木。一緒に大統領の視察に付き合うことになったけど、上の空。

薪さんのことだから、多分青木が「結婚して家庭を持て」にはじまり、「おまえは僕になろうなんて思うな」も、「いつまでも僕の部下でいるのはよせ」も全部、言われたとおりに実行できるとは思ってないと思う。そんなことできないの知ってて、敢えての願い、望みなんだと思う。多分この、使えない状態の青木も、青木らしいし想定のうち、チッ、やっぱりか、くらいだったのでは…。でもさすがにこれじゃタジクの側をうろうろさせるのは危ない。なのであの、「生ぬるい…」発言になったんじゃないかなあ…。だんだん発言が過激になってきてるのはなかなか青木には効果がないからで。そもそも直前の流れを落ち着いて読むとこの発言も、「生半可な気持ちで職務に就くな」、とかならわかるんですが、ちょっとずれてる。「僕」関係ない話なんですよね、仕事中のぼんやり、身が入ってないのを責めるなら。だけど薪さん、どんな風に言えば一番効果的に青木に注意を促せるか、目を覚まさせることができるか、計算の上のセリフ、つまり今回も個人的な感情から、本心から出たセリフではない、ととったのですが…違うか(しかも青木、さらにぼんやり度激しくなってる?うかうかタジクの作業場に単身出向くなんて何がしたいんだあんた)。そもそも薪さんの本心やいずこに、って話やったんと違うんかい何もわかってないやないか、って?…そうですよね。

ただ、あんまり本心は出してないというか、手紙の返事をしたようでいて、実は違うような気がする、というだけの話です(そう、長々書きましたが簡単に言うとただそれだけ)。

それで結局、12月号読むまで言ってた、青木への薪さんの気持ちは恋愛感情か否か、という疑問ですが、結論はやっぱり藪の中、というか、絶対恋愛ではなく人間的な憧れ!とは言い切れないなぁ。かと言って愛なのか、というとちょっと違うような。

読んですぐは、あぁこれは薪さん、気持ちないのかな、あったかもしれないけどもう片づけた?という気もしたんですが、読めば読むほど薪さん、タジクのことや大統領のこと(ついでに)考えつつも、結局ずっと頭の中にあるのは青木。事あるごとによぎるのは、真っ先に気にかけるのは青木。これはもう、出来の悪い子ほど可愛い、とかいう師弟愛とかじゃないでしょ…。気にかけてる、ってレベルでももはやないでしょ。口では突き放しながら、行動は常に青木のため、みたく見えてしまう。青木が巻き込まれるかも、となってからの薪さん、目が違う。本気度に磨きがかかってる気がするのですが…。6巻で貝沼や鈴木さんの幻覚見て手を負傷した時は別として、薪さんがその後手を傷つけちゃったのは、そこまで感情の自制が利かなくなっちゃうのは、青木が絡むとき…ですよね、多分。今回も波多野の報告にイライラとか、捜査が行き詰ってることにイライラ、ではなく、遠ざけたはずの青木がまた自分に近いところで事件に関わることになったのに、事態がどんどん深刻に、謎を深めたまま進んで行ってる、そんな状況をどうにもできない自分への苛立ちがそうさせたのだろうし。

これ、前にも書いたのですが7巻の大臣の娘誘拐事件の時も、かなり大きな事件の捜査中で人命が懸かった深刻な状況なはずなのに、雪子さんと青木のことに気を回しちゃったりする変な余裕のある薪さん
今回も、状況的に不利でむしろ追いつめられてきてるのは薪さんたちの方で、それこそタジク相手に余計なこと考えてると命を落としかねないのは薪さんも同じですよ?って言いたいのですが、頭の片隅では余計な青木のこと考えてる薪さんに、この人って一体…と呆れ…いやまだ完全に吹っ切れてるわけじゃ、薪さんが変わっちゃったわけじゃないのね、と思いました。常にその素晴らしくキレキレな頭脳の1割くらいは色恋に回す乙女な薪さん(←違うやろ)。

薪さんのことになるとまだまだグダグダ喋れそうなんですが、とりあえずこのまま寝かせてみます…。

そしていい加減『秘密』離れなきゃ3連休だぞ、という状況。。。でも、雨なんですよね~大阪。ほんと台風やら何やら、雨の週末が多いな。インドアでもどっか行きたい!でもお安く済ませたい!人混みもいや!という無茶な要求を満たすお出かけ先がないか、ちょっと探してみようと思います。

では。
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