GARDEN CITY LIFE~annex~

お越しいただきありがとうございます。当ブログは清水玲子先生の『秘密』のレビュー(時にネタバレ)と二次創作(こちらは一部BL要素含)のざっくり二部構成になっております。記事は単純に日付順に表示されておりますので、お読み頂く際はサイドバーや記事一覧などでカテゴリーをご確認またはセレクト頂けますと安心、安全です<(_ _*)>

先日の訂正と『秘密 ORIGINAL SIN~原罪~ACT.1』感想など 

この間の尊厳死の話、今朝日経の「春秋」読んでたら(別に経済興味ないんですよ、夫が見てるだけで…新聞なんてほぼチラシしか見てないくせにたまたまです)、あ、安楽死と尊厳死ってやっぱ違うんや、と気づきました。どっちなん?なんか違うよね、気持ち悪いなこの感じ、とは思いつつずぼらしてそのまま調べたりせんかったもんやから…しまった。それで、ちょっと書き直してます(バカ)。

この問題、単に倫理的な問題じゃすまいだろうな、日本やないし、宗教的な立場からも色々言われるんだろうな…とは思ってたけど、バチカンがコメント…しかもはっきり幇助を受けた自殺は馬鹿げてるって非難するとは…あくまで行為事態は自殺、そんなこと横行させるな、ってことなんですね。敬虔なカトリック信者はこう言われちゃうといくら国で、州で尊厳死認めても踏み切れなくなりそうやなあ。日本は宗教観が希薄な人多い割に、尊厳死はどんな理由があれ自殺幇助=関われば罪に問われるから、これに近いですよね。難しいな…国全体とかで認めてる、一つの結論を出せてるとこはすごいな。いつまで議論しても、簡単に結論になんて辿り着かなさそうな問題なだけに。きっとガイドラインはかなり細かく作られてるんだろうけど。



まあそれはさておき、先日自分的には薪さんや青木の覚悟にストンと納得がいってしまい、独りよがりながら、ダーッ、と書きなぐった連載の感想のこともあり、なんかもう、勝手に燃え付き症候群気味な私もうちょっと考えてみる、とか感想読み返して追記、とかすらする気になれなくて珍しいな(自分で言うか)。燃え尽きて灰になったら、その辺の風じゃなくて薪さんの吐息で吹き飛ばされたい…(←確かに重症や)。

まぁそんなこともあり、書こうかどうしようか迷ってた連載の初めの話、書きたいとこだけつっこんじゃえ書いちゃおう、とトライしてみました。いまさらですが…リハビリがわり。 (この記事、ほんま日付誤魔化して後ろの方引っこませとこうかな、と本気で思いました。迷う~。でも誤魔化して隠すんはちょっとな…)
現時点で事件は進んでるので、主に事件のことより、薪さんや青木のことメインになってます。


まずはフレンチレストランでミーティング(?)という名のお食事のシーンですが。このシーンの薪さんほんまカワイイなぁ…少女か、ってつっこみたくなるくらい、可憐。スーツがおかしいくらい。
まぁそこじゃなく、ノリノリで日頃の鬱憤、積もり積もった恨みを晴らすかのようなご機嫌(ハイテンション)薪さんの嫌がらせトークはいいとして、薪さんの凄みが恐ろしい「おまえは暗い部屋で脳みそだけのぞいてりゃいいんだよって事でいいんですね?」のセリフ。
この前のセリフもですが薪さん随分自虐的なお言葉やなぁ、と思ったけど、そんな風にいいつつも仕事にはプライド持ってるからこれも嫌味のうち、ですよね。

でも結局のところ、総監や薪さんに詰め寄られてたお偉方も警察の上層部の第九に対する認識や扱いって依然としてこうなんだろうな…それ故の嫌味。所長になっても現場寄りの薪さん、歯がゆいんだろうな、この現実。

日本って昔から、「死=穢れ」って思想が根強いと思うんですよね。あんまり普段意識することないけど。わかりやすいところで言うと『おくりびと』なんかでも、主人公が奥さんに触れようとして、死者に触れた手で触らないで、って拒絶するシーンがあって、「けがらわしい」って言うんですよね。

第九の仕事ってまず死者の脳ありき、だから死体が出なきゃ仕事にもならない。本編2巻で死体が出ると現れる第九のことを揶揄して、青木が死神みたいって言われるシーンがありましたが、悪意がなくてもそんな風に思う人もいるんだろうし。

殆どは人のプライベートを覗き見るなんて野蛮だとか死者を冒涜してるとかそういうところなんだろうけど、一方ではいつも死に触れてる、穢れてる、みたいな偏見もあるのでは、と思いました。それでもってお偉方の第九への認識=薪さんへの認識のような。薪さん、周りで第九がらみだけでもかなりの人が亡くなってるし、自分でも殺めてるし(鈴木さん)。


それからー…タジクとの出会いもありつつの(ここ飛ばしていいんかい…)ランチ会からお戻りになった薪さんを待ち伏せ青木。岡部さんとのすり変わり作戦、見事成功(任務完了)。珍しいな、こんな見事に青木が薪さん出し抜くような、「打ち取ったり!」っていうシーン(実際にはジャケット取り返されてるけど)。薪さんも「岡部!髭は!」って中途半端な反撃しかできない動揺っぷり(可愛い…可愛すぎる…ほんまに同世代なん薪さん)。青木、スタンバイしてる間よく笑いださんかったな…私なら嬉しさとおかしさと緊張で辛抱できずに笑い出しそうやわ(←気持ち悪い)。

その後の青木と薪さんの2人っきりのコーヒータイム。薪さんの一瞬だけ見せる幸せそうな表情がもう何とも見事に切ないんですが、それ目の前で至近距離で見てる青木の目になりたい…。それで、
薪さん「青木」
青木「はいっ」
…はいっ、って。「っ」入れちゃう青木のテンション。アホー。浅はかー。いくら敬愛してるとはいえかつての上司に普通に返事するだけで「っ」つけたらあかんて。薪さん「……(じんわり心に沁みちゃうやろ)」ってなったらどうすんの。せっかくこれから振り払おうとしてるのに(追い払うの方が正しいかな)。

そしてその後の「手紙のことなんですけど…」に続くわけですが、12月号の感想でも書きましたが「手紙?」って応じた薪さんの素の表情。意表を突かれっぱなしな薪さん。ほんと、どうしたんでしょうね薪さん、今日の青木。いつもの青木in青木ワールドな感じと全然違う。薪さんの2年より、青木の2年の方が長かったような印象で、さすが安定の薪さんです、というか、なんか意外でした。青木の方がもっとのほほーんとノーダメージな気がしてたので。会いたい会いたいって気持ちが募ってたってこと?青木なのに?(青木の印象悪すぎる私)って驚きました。…気持ちが2年(3年でもいいけど)の間に逆転したというより、青木が追い抜いたみたいな印象(でもそこは青木、きっと無自覚…そこがおしいねんいつも)。青木の急く気持ち、もう手紙出してからの月日を思えばわからなくもないけど、よりによってお仕事モードに入りつつあった薪さんにこれ言うところが、たとえ自分は私用の時間とはいえ、計算(思慮)が足りない。相変わらずKY。岡部さんが入ってこなかったら(岡部さん、別記事でお邪魔虫呼ばわりしちゃったけど)、どうなってたか…(コワ)。

手紙の件、12月号では青木の考え的ではありつつも清水先生があえて細かく書くにはそういう事なんだろうな、というような多分一応の決着がついてると思うので今更なんですが、次のACT.2であぁやっぱ読んでたのかな、なシーン読むまではこのシーンから、アレッ、薪さんもしやほんまに読んでないの!?って思ってました(それとも12月号の青木のモノローグがカモフラージュで実はこっちが正しいとか??)。薪さんまさかの未開封のまま額に入れて飾っちゃう放置プレイとかないですよね。ラミネート(←なんで?)して引き出しに鍵、とか。まさかまさか引越しのごたごたで未読のまま紛失、とか(なんですと!?)。今改めて読んでみてそんなこともまだもしかするとあるかも?って夢見ちゃいそうでした(でもきっとない…)。


他にもタジクと薪さんの駆け引きだらけのやり取りあるんですが…12月号でも似たようなのがあった、「おまえ、ここで何やってる?」「(フッ)料理ですよ」とか。基本事件がらみだからいいかな。


話はかわりますが。青木と薪さんの関係を考えたときに、『月の子』が参考になるかも、というコメントを以前いただいたので、今朝、次女の病院の帰りに借りてきました。ちっさい文庫本サイズ。探してたら同じ棚に懐かしの「ときめきトゥナイト」(←まさにわたし真壁君世代だ)とか「BANANA FISH」(←これ好きー。やっぱり遅まきに大学の頃はまってましたが)とかみつけてテンション上がりました。「BANANA FISH」は本編も好きなんだけど、外伝?のほうの英二とあきらちゃん(暁ちゃん?)の話が好きなんですよね。本編はセリフとか思い出せるほど読んでないんですが、この二人の話の、「あーちゃんもあーちゃんの名前も大好きだよ」っていう英二のセリフがもうもうもう好きすぎて悶えた記憶が(このころからおかしいのか…)。懐かしさのあまり『月の子』かごに入れてちょっとそこだけ立ち読みしちゃいました。さらっと。←すみません…もう手元にないもんで。「BASARA]とかもあったな…懐かしいな。なんかまたいろいろ読んじゃいそうやけどアンパンマンも借りないとあかんからな…自制しよ。

…昨日の公園の滑り台のせいかまだ首おかしいです。にぶーくいたいー。おまけにまたホルモンバランス崩れる時期で首周りにブツブツできものが…あーもう嫌。また夜も寝付きにくくて、ちょっと不眠症みたいです。更年期なんかな(早すぎやろ)。

では。読んで下さった方、ありがとうございました。。。
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Comment

Name - eriemama  

Title - こんにちはー

> 淡水魚さん

たびたびのコメント、ありがとございます。本編もジェネシスも私ほんとに気の向くまま一部を飛び飛びに話題にしてるのでこのブログじゃわかりにくいですよね、きっと…(ほんまに筋を追いたい人には不親切ですみません、多分もっと詳しく丁寧にレヴューしてる方いらっしゃいますよー)。我が家の薪さんどうぞ!ってお貸ししたいくらいですi-229←そして巻き込みたい(笑)。

吉田作品て結構作品と作品がつながってたりしますがそういうの割と好きなので読んでて楽しいです。『海街…』は秘密と同時期に久々に読みだした漫画なんですが、続き楽しみにしてます(でも映画は見ないけどーi-230)。あの静かで穏やかな暮らしぶりと胸がざわざわする感じがクセになります。あとアジフライ好きだししらすトーストも梅酒も好物なんで出てくるとニンマリi-179
2014.11.11 Tue 14:36
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Name - 淡水魚  

Title - 

お陰さまでだんだん思い出してきましたよ!(青木家のご不幸とか薪さんの父親は誰だ?とかフリーメイソンぽい秘密結社とか、飛び飛びに読んでいるので流れがつかみにくいのです)
朋章くん、「海街」に出ているのですね。BANANA FISHの中国マフィアの誰かは、YASHA続編に登場していたような。吉田世界のつながりを発見するのも楽しいです。
2014.11.11 Tue 12:55
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Name - eriemama  

Title - Re: 久しぶりの『秘密』

> 淡水魚さん

前に読まれた『秘密』、貝沼の話しかもしれませんね。

『海街…』、朋章出てきますよー。『ラヴァーズ・キス』も好きで何回も読み返しました。吉田作品は世界観が綺麗な作品も多くて結構好きです。
2014.11.07 Fri 16:39
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Name - 淡水魚  

Title - 久しぶりの『秘密』

返信ありがとうございます。かなり前に、薪さんに惚れた犯罪者が、薪さん似の青少年を解剖する猟奇的な話を読みました。『解剖学のヴィーナス』と名付けられた模型を見た時、人体で再現する危険な犯罪者がいそうだな~と危惧したことを思い出しました。
吉田秋生さんの『海街』は、別の作品に登場したトモアキ君が出てきそうな気がします。
2014.11.07 Fri 12:51
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Name - eriemama  

Title - Re: 初めまして

> 淡水魚さん

はじめまして。頼りない、偏ったブログですが参考になりましたでしょうか(多分だいぶ読みにくいはず…)?

タジクは今の連載で容疑者に挙がっている青年(?)の名前です。カザフ人です…っていうか私ものぐさでカザフって書いてますがカザフスタンのことです。短くすると人名っぽいですね💧

秘密は本編の方読まれてたんでしょうか?間に外伝っぽい話を挟んでますが、本編の時間的な続きの話となるのは今の連載です。

吉田秋生さんの双子の話、「YASYA」ですね。私も最初好きで読んでたんですが、段々現実離れ感がすごくなってきてついていけず、フェードアウトしちゃいました💦今、「海街diary」読んでます(^-^;

コメント、ありがとうございました(*^^*)
2014.11.07 Fri 10:18
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Name - 淡水魚  

Title - 初めまして

知らないうちに『秘密』が再開していたのですね。途中から読んだため、話の流れをつかむ助けにブログを読ませてもらってます。ツォイ姓はヴィクトル・ツォイを思い出します。タジクとカザフが混乱中…タジクという呼び名のカザフ人なんですか?
BANANA FISHは姉妹が好きでコミックスを買っていました。私はその後に描かれた双子が主役の歪んだ先端医療みたいな話が好きでした。
2014.11.06 Thu 22:35
Edit | Reply |  

Name - eriemama  

Title - Re: No title

>Misaさん

わ~い、いっぱい書いてくださって嬉しいです🎶

私もカワコと秘密ネタ(たまにコント)できるようになったの最近ですよ。無理やり読ませて巻き込んでます(笑)。でも、薪さんに熱あげてる私と違って向こうは至って冷静なんで、あまり込み入った話すると引かれてしまい💧正直やっぱこのブログでしか薪さんや秘密は語れないです(それでも十分やけど…ブログで放熱…)。

言いたいこと体に溜めるのは毒なので、よければここで、ご自身のブログで、思いっきり吐き出しちゃってください♥ 待ってますよ~。
2014.11.06 Thu 06:52
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Name - eriemama  

Title - Re: No title

> Misaさん

コメントありがとうございます💕

うわあBANANA FISHもわかっていただける人がいるとは!

私は弟に借りて読んでみて、最初は暴力シーン(失礼)や殺伐とした雰囲気苦手だったんですが、途中でアッシュの英二だけに見せる淋しげな表情にやられました…。

あと、シンとアッシュの関係もなんか薪さんと岡部さんぽくて好きでしたね~(懐かしい)。私もアッシュと英二には色気は一切感じず、ただただ永遠の友情、男のって言うより少年同士の固い友情、絆しか感じないんですが、薪さんは…ねえ。目隠しの一件がありますからねえ…実はちらっとただの恋愛感情ではないのかな?って方に傾いてるんですが、あのシーンだけがどうしてもそれを許してくれない、という…。

なんだかんだ言っても、薪さんと青木は、恋愛感情むき出しじゃなく馴れ合いにすらならない微妙な今の関係が好きなんですよね。勝手だけど原作ではベタベタして欲しくない(笑)。基本職場、基本仕事でプライベートで絡む二人はほぼないのに、数少ない仕事を離れたシーンではお互いへの感情が溢れで出てもうこれめっちゃ恋なのでは!?という想像の余地を残した感じがいい、という(もうそこで疑う余地なし、恋愛決定ですかね💧やっぱ)

手紙、読んでない、だと面白いなあ。どちらにしても、手紙絡みで青木を翻弄する、大人の駆け引き(?)駆使する薪さんがまだまだ見たいかも😥
2014.11.06 Thu 06:39
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Name - Misa  

Title - No title

連続でゴメンなさい(汗)

秘密の話を出来る地元のお友達がいるんですね
羨ましい!
なみたろうさんも会社の方知ってるみたいで

私は一回り上の友人に読んでみてと貸されて(最初はMRIの話を聞いてあまり読む気無かった)
読んで嵌まった私に引いてました(T^T)

薪さん大好き大好き大好きっ!て人前で言ってみたい
口頭で思いっきり語り合ってみたい


コレ言いたかったんですけど新しい記事に反応しちゃいました
ではまた~(^_^)/
2014.11.05 Wed 23:34
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Name - Misa  

Title - No title

うぉ~またまた長文をアップされてる!
スゴイ秘密愛を感じます
嬉しいwww♪

手紙の件は、私は読んでなかったと思ってます(←でた頑固)
言い切る自信はないけど(オイッ)薪さんのあの表情は演技とは思思えない!
あれが演技なら北島マヤに対抗出来る
目指せ紅天女!
ヤバい
スゴく似合いそう~(〃∇〃)


私もBANANA FISH好きです~
読んだのは15年位前かな?
アッシュが超Coolで
英二の前で見せる素顔がたまらなくて
あの頃のN.Y.の雰囲気が何とも言えなくて(←オマエ知らんだろ!)
あれも名作ですよね?
当時リバー・フェニックスで映画化したらいい~なんて盛り上がったらしいです

秘密を読み始めた時にアッシュと英二みたいな関係?って思ったら………!
薪さん青木好き~
しかもフィジカル的にも
超ビックリしたの覚えてる
でもちゃんと大人の漫画だって思いました
考えてみたら、3●歳の男が一回り下の部下が可愛くてただ守りたいじゃチャンチャラ可笑しくて~(恋愛感情なしと思っている人ごめんなさいm(__)m)
男同士でも恋愛感情の方が自然だと思いました

アッシュと英二は十代にしかないPureな感情だと思ってます
でも残された英二はどうなんだろう
時が経つ程に強く囚われていくようで…
そのうち読み返してみたいなぁ

BANANA FISHに反応してTension上がっちゃいました
eriemamaさんの意見聞いてみたいです(*^^*)
2014.11.05 Wed 23:12
Edit | Reply |  

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