GARDEN CITY LIFE~annex~

お越しいただきありがとうございます。当ブログは清水玲子先生の『秘密』のレビュー(時にネタバレ)と二次創作(こちらは一部BL要素含)のざっくり二部構成になっております。記事は単純に日付順に表示されておりますので、お読み頂く際はサイドバーや記事一覧などでカテゴリーをご確認またはセレクト頂けますと安心、安全です<(_ _*)>

薪さん。Part.2 

昨日の夜からどうやら風邪引いた?な私。なんの前触れも、思い付くきっかけすらなく、油断したつもりもないのに、何故か急に咳がとまらなくなり寝付けませんでしたMisaさんが相手してくれて良かった(うわー、今日も寝られへんのか、ってちょっと気落ちしてたんで…眠れんとなんかどんどん体力落ちるから悪循環のループ)。

書くことないと思ってたんですが、この前またMisaさんと話してて(チャットみたいにコメント欄使ってごめんなさい。で、ネタ探してるみたいで重ねてごめんなさい(汗))、薪さんの孤独について考えてました(夕べは孤独に咳き込んでたせい…)。

これ、Misaさんとは私ちょっと捉え方違ってて、山本さんやないけど同じもの見てても見る人によって世界ってほんまに全然違うのね、っていう面白さを感じてます。ある部分は重なってるのに重ならない部分もあって、そこがリアルやなあと思いました。あたりまえやけど人それぞれ。だから相変わらず今回も自己完結、ただのいち意見です。読み流して下さい



薪さんに私が惹かれる理由って、そりゃあもうあの漫画やとしか思えん(←漫画や)完璧な美しさとか、不幸背負いすぎて生き霊見えそうなとことか(天地か)、子供みたいに意地悪で可愛いとことか、あげたらきりないんですが、何よりその孤高なオーラ。救いようないんちゃうの、っていう深い孤独、そして静かな涙…!

…これなんですよね。

あなたどれだけ一人で泣いてきたんですか、その涙、バケツ何杯分ですか…?

ほんとそう考えると(ふざけてごめんなさい。はたかないでー)、切なすぎる。寄り添いたい。青木になって(いや、やっぱ青木は嫌かな。薪さん見下ろしたくないの)。

その青木は、薪さんが誰より望んでるのは家族を持つこと(👪←こんな感じか)だと考えてますよね。それで、それが許されない、叶わないがために自分がいた第九、そのメンバーを家族のようだったと言った薪さんを思い涙し、それすら手放さなくてはいけない、ずっとそこに身を置いてはいられないという、その事実こそ薪さんの抱える埋まらない孤独だと認識したようですが、私はこれが薪さんの真の孤独ではないように感じてます。何よりあっさり薪さんが口にしてるし…家族に関しては。それにこのコメント、もし家族ってのが今の自分にあったなら、あんな感じなんだろうな、あんなのがきっと家族で、あそこで感じたのが平凡な、かけがえのない幸せなんだろう、でもあそこで感じた幸せの中で生きるべきなのは青木お前だ、みたいな感じで、そう、それが欲しかったんだよ!…とは違うような…。むしろ束の間であれそこにいられて幸せだったんだ、という心情の吐露…自分を受け入れて囲んでくれた温かい人たちへの感謝、とかに近いように思う。その生い立ちから家族への憧れはあるように思いますが…。そういう意味ではその幸せは自分には必要じゃない、お前にこそ必要だってしてしまうのは孤独と言えなくもない。ただこれ、薪さんはあんまり苦にはしてなさそうで、そんなことはもう受け入れてそう、自分の生き方として。薪さんが埋もれてる彼を苦しめてる孤独とは別物っぽい。それにほんまに家族欲しいんですか薪さん?あなたあんなに仕事人間やのに煩わしくならない?(←もっと薪さんの人間性信用してー)

この人の孤独って、たとえば犯罪を憎みながらも復讐に走らざるを得ない加害者に同調してしまう自分の闇や、同性でひとまわりも年下で部下でもある青木に特別な感情を抱いていることや、目的のためならどんなことでもしてしまいそうな自分の怖さとかをどこにも、誰にも晒すことができない、ありのままの(今年の流行にのっかったわけやないですよ)自分を出せないことなんじゃないでしょうか。理解されることを許せない理性がある。自分で自分を追い込んでる。そんなだから何かを、誰かを求めるなんてできない。家族も青木も。もうこれって病に近いかもしれない他でもない薪さん自身の潔癖さが、幼少期から背負ってきたもっと単純な寂しさだったはずの孤独を更に大きく、根深く、複雑にしているみたい。

ひょっとすると鈴木さんあたりはそれに気づいてたかもしれないし、薪さんも鈴木さんの前ならもう少し素直になれたのかもしれないな、と思うのですが、もういないし。今なら岡部さんあたりは察していそうだけど、薪さんが動かない限り、自分から踏み込んでくる岡部さんじゃない。そして青木も、そんな薪さんの抱えるすべてを明らかにしてもらえることはないように思います。薪さんの抱えてる孤独の要因って、青木には想像も理解もできなさそうな対極のもので、薪さんからすればそれこそ青木にはきっと一番見せられないものだと思うので…。

けど青木にもしそんなすべてをさらけ出せたなら、そしてすべてを包み込んでもらえたら、薪さん本当に幸せになれるのかもしれない(そう、青木なら理解できなくたって関係ないです、そこで考えるのやめてどうでもいいですってきっと言ってくれるよ薪さん。それでそこであなたが青木に幻滅さえしなければ幸せだよ←むしろ最高に不幸やろ)。

すみませんMisaさんやないけど私もだいぶ読み方ずれてるかも。もっと真正面からさらっと素直に読むべきなのかも(゚Д゚;)



ここまでと全然関係ないのですが、高倉健さんがお亡くなりになりましたね…。まだ若いつもりやけど昭和好きなおばちゃんなので、最近の映画と幸福の黄色いハンカチしか知らんけど、なんかどんどん昭和が遠のくようで寂しくなるなあ。森光子さんの時もちらっと感じたけど。静かで穏やかな印象でしたが、この方がお母さんに向けて書かれた手紙のようなものを読まれてるのを見て、実は激しい人なのかもなって思いました。「往く道は精進にして忍びて終わり悔いなし」…生き方がかっこいいな。ご冥福をお祈り申し上げます。
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Comment

Name - eriemama  

Title - Re: タイトルなし

> Misaさん

> 薪さんは理解される事を望んでなくて
> 寧ろ全く違う感覚の青木に救われている部分がある
ほんとそうかも。だから青木は放さないでほしー。。。

> 私の場合タジク、アルマ食べちゃった?
> みたいな事だから…(((^^;)
アルマ!?
でもそれありそう!怖いけど(笑)。最初のBSEって?ってずっと考えてたんですが(笑)。確かに考え付かないかも。どうしよ~、タジク~?(生々しく想像しちゃった(汗))
2014.11.20 Thu 08:56
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Name - Misa  

Title - 

私もほぼ同感!です
秘密は複雑過ぎて多分全部共感出来る人はいないんじゃないかな?

薪さんの孤独とか考えとか青木も私も全ては理解出来ない
でも知りたい、理解したい、苦しみがあるなら払拭したい、若しくは一緒に背負いたい
そんな風に寄り添うしかない
全て理解しなくていいんだと思う
(とはいえ読者としては色々考えますが(>_<))
薪さんは理解される事を望んでなくて
寧ろ全く違う感覚の青木に救われている部分がある
最初に「どうでもいい」って聞いた時はオイ!って思ったけど(笑)

こんな感じでeriemamaさんと共感する部分もあるし、なみたろうさんと共感する部分もある

全然ズレてなんてないですよ~
的を得てると思うし、スゴく秘密の事愛してるんだなぁと思う(´ω`)

私の場合タジク、アルマ食べちゃった?
みたいな事だから…(((^^;)

2014.11.20 Thu 00:59
Edit | Reply |  

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